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第三十章 幼馴染からの告白
俺は今、教室に紗弥と一緒にいる。
「そ、それで一真は白崎さんを呼び止めれたんだね?」
「うん」
紗弥がいつもと何かが違う。
「なんで!なんでそんなことするの?私一真のこと好きって言ったよね。それに、一真は覚えてないかもしれないけど一真は私に大人になったら一緒に結婚しよと言ったんだよ」
「すまん、紗弥。俺は紗弥のことをただの幼馴染としか思ってないし、これからもこの気持ちは変わらない」
「はぁ?何言ってんのよ!ねぇ、私も見て。いや、私だけを見てよ。一番じゃなくてもいいからさ付き合ってよ」
「すまん、紗弥」
俺はそう言うと教室を飛び出し、前も見ずに家に帰った。
「最近、いらんことに振り回されっぱなしな俺」
俺は、誰も居ない部屋で一人呟いた。
はいどうも、漆黒の帝王です。
今回も読んでいただきありがとうございます!
昨日は更新出来なくて本当に申し訳ありません
もう気付けば三十章ですね。
これも、皆様の応援のおかげです。
本当にありがとうございます!
そして、またよろしくお願いします。