プロローグ(仮
んー、僕のとこにも女神とか来ないかなぁ…できれば何でもいうこと聞いてくれるナイスボディな可愛い子ちゃん…あ、失礼しました。
あれは忘れもしない016年 5月の17日。4時42分23秒。夏の季節になって僕は憂鬱を感じながらアイスをくわえてた時だった。
ー4時35分11秒ー
「あっつぃ…なにこれ…死ぬよ、僕死んじゃうよこれ…」
僕はあまりの暑さに日陰に逃げ込んだ。
「ふぅ…………全っっっ然涼しくねぇな。」
分かりきっていたことだが、夏の昼間の道路に逃げ場などない。
僕は思わずへナっと座り込んだ。
「あぢぃ……もうちょっと空気読めよ夏ぅ、空気読んだらわかるでしょ、もうちょっと日差し軽くしようとかさ、ね?」
よほど暑かったのだろう、このthe・平凡な僕がこんなとち狂った発言はしない。
まぁ、本題はここじゃあない。1番の問題は今から出てくるある女だ。
ある女とか言ってみたけどなんかもうだいたい予想はつくでしょ、そう。女神(失笑)です。
ー4時40分37秒ー
「あっつ………………………あ。」
僕はとっさに持っていたアイスを落としてしまった。アイスは枯れかけの花の上にグシャッと音を立てて落っこちた。
「ぅぉおおおおっ!?僕の貴重な貴重なアイスちゃぁああああああんっ!!!」
ここでアイスさえ落とさなければ、なんで落としたんだあの頃の僕は、マヌケかよ。
「はぁ……今日はもう帰ろう…そして我が姉の独裁政治に今日こそピリオドをうつんだ……………………………いややめとこう、勝てる気がしない」
ー4時45分21秒ー
僕がフラフラしながら家に歩みを進めていると後ろから可愛げな女の子の声が聞こえる。
『待ちなさい!そこの人生で成功はしてみたいけどやる気ないしそもそも素質ないし失敗したらやだし、じゃあどうするか?勉強かぁ…憂鬱だなぁ…とか思ってそうな顔の少年!』
来やがった。やつだ。今こうやって昔の自分を見ながら語るのでさえ殺意が芽生える瞬間だ。
「…………あ''ぁ''?」
僕は図星を突かれた苛立ちとこの夏の暑さのストレスをこの一言に込めて放った。
『ヒィッ!?』
突如現れた謎の女(女神)はクソ情けない馬鹿みたいな怯えた声を出した
当然当時の僕にこの女が女神だなんていう予想がつくはずもなく、普通の女として接してしまった。
「あ、ごめん、別に驚かすつもりはなかったんだ。」
あったけどな。
『ふむふむ、罪を悔いるというなら許してやることもないぞ!』
殴りてぇ、ナレーターやめて殴りてぇ
でもまぁ、いい給料貰ってるからやめるつもりは無いけどね。
「はぁ…で、人生で成功はしてみたいけどやる気ないしそもそも素質ないし失敗したらやだし、じゃあどうするか?勉強かぁ…憂鬱だなぁ…と常に感じてるいる僕に何か用ですか?お?」
僕はキレ気味で返答した。キレるのも無理はない。
『もぉー!ネチネチしてるなぁ!いいじゃん別に!ブーブー!』
「僕に 何の 用 です か!?」
僕は彼女の頭を鷲掴みにしながら聞いた。
『い、いや、さっに枯れかけの私に水分を分け与えてくれたお礼をしに来ただけでていたたたたたたたたたたた!!』
「身に覚えがありませんそのまま枯れてください。」
僕は今世紀最大の力を振り絞って彼女の頭を掴んだ
『痛いぃいいいいいっ!!ごめんなさい!ごーめんなさい!!でも本当のことなんです!私はさっき貴方に助けられた花の女神!女神です女神!!』
「花の女神…?」
『そうです!花の女神!名刺だってあるんですよ!だから手をッ手を離してッ…手を離せぇぇええええッ!!!!』
僕は自分の手が疲れてきたので手を離した。決してこの女神のためではない。
「ふーん……で?」
『え?』
「いや、僕が仮に君の命を救ってあげたからってなに?なにかしてくれるの?僕の肉〇器にでもなってくれんの?」
『……!?』
彼女は物凄いスピードで後ずさりした、多分一秒で3mは遠のいた。そのくらい早かった。そしてそのくらい引かれた。
「あー、ごめんごめん、冗談だよ、でぇ?なに?」
流石にここで弁解しなくては僕がただの変態になってしまう。と思い僕はハッピーセットのおまけくらいの感覚で言い訳をした。
『冗談なのね!良かった!』
「(馬鹿なのかこいつ)」
残念ながら馬鹿なんだよそいつ。
『コホン……では…!私は女神なので!あなたの望みをなんでも一つだけ叶えてあげましょう!』
「…………あー、なるほど、これが魔法少年まどか♡どあかを見過ぎた少女の末路か…」
僕は呆れて体を家の方角に向ける
『ちょぉーちょちょちょちょ!少しは信じないの!?ねぇ!?』
彼女は僕の身体を揺さぶりながら問い詰めてくる。
「大体名前も知らないやつの何を信じればいいんだよ」
僕は彼女の手を払い除けて聞く。
『おっと!まだ名乗っていなかったのね!ごめんごめん!私は花の女神!花子よ!』
「薄々予想はついていたが…やっぱその名前なのか…」
僕は虚ろな目で地面を見つめる。
「まぁ、いいや、頑張ってねぇ〜花子さん。」
僕は家のそばの信号まで逃げるように去っていった。
『あっ…!ちょっと!待ってよ!ねぇ!!』
「あぁー、くだらねぇ、なにが花の女神だよ、なにが花子だよ便所にでも入っとけよ」
僕は1人でブツブツ呟きながら信号を待つ…
すると。
『ドーーーーン!!!』
花子が僕の背中を思いっきり押し、僕は道路に投げ出された。
「……………は?」
とっさの出来事に唖然としていると、大型トラックが目の前まで迫ってきていた。
トラックの急ブレーキの音と、クラクションの音が鳴り響く。
(…きみ!…きみ!大丈夫かい!?
「…あれ?どうなった…?僕…死んだ?てか、死んだだろうな…あーあ…つまらない人生だったなぁ……しかも最後にあったのがあのエセ花子さんだぜ?はぁ…」
僕はゆっくりと目を開けた。すると僕は急激な激痛に襲われた
「痛っっ!!?あがッ、ガッ、…ハァ…ハァ…痛い痛い痛い痛いッ!?」
全身をベンチプレスで踏みつぶされているような激痛だった。
その後、僕はあまりの痛みに意識を失った。
これからよろしくおねがいしますぅ
感想、レビュー、評価、ブックマークとか付けてくれたら僕が調子乗ります。