ライブ・オン・ステージ!
【音形】音楽が形を取り世界に現れた存在、その音には特別な力がある
【邪気】人々の負の感情から生まれるエネルギー、人や物が邪気を浴び続けると巍病。
【アイドル】ムジカから試練を受け試練を突破しムジカの音楽を授かる。ムジカの音を歌い邪気を浄化する。
ドームで初めて見たアイドルのライブ、ピンクのドレスを着たお姉さんと青い燕尾服を着たお兄さんのライブ、キラキラしていてワクワクしてドキドキした。
「私もアイドルに成りたい!」
「君を見つけるよ〜♪明日は花降る日曜日ずっと待っている〜♪」
パチパチ、拍手が響く。
「ブラボー!素晴らしい!」
「ご視聴ありがとうございます」
裏山にて長い黒髪をなびかせた少女、祭篠乱華はいつも裏山で出会ったお兄さんであるルー兄と歌の練習をしていた。
「これならば私を歌えるな…」
ルー兄が何かを呟く。
「ルー兄どうしたの?」
「何でもないさ」
「じゃあ、次いくよ聞いて『シエル・エトワレ』!」
自然が広がる町『高園町』その町で一番高い建物の屋上に緑色のブレザーに白いスカートの制服を着たオレンジ色に近い金髪を低い位置でツインテールにしている女性が遠くを見ながら立っている。
「見つけた邪気や」
女性の横に羽の生えた鏡が浮いている、そこから声が聞こえてくる。
「碧雫、気おつけなさい相手は7級よ」
「大丈夫、大丈夫、この碧雫様に任せい。ドーム化と避難よろしく」
碧雫が屋上から飛び降り腰に飾ってある栞の形のチャームを取り胸の前に掲げて変身した。
「コーディネート」
チャームが光、チャームの中に入っているクッキーやビスケット、飴などお菓子をモチーフにしたコーデに服が代わっていた。碧雫は落ちる前に綿あめの傘を差して空を走って行く。
「ちょっ、碧雫!全く避難指示とドーム化を急いで!」
鏡から灰色の同じデザインの制服を来た人達が次々とと出てくる。
「ドーム化します!」
「避難指示急いで!」
出てきた人達が急いで周りに被害が出ないように動く。スマホが鳴りこの辺りに避難警報がでている、地域放送でも避難が呼びかけられている。
【ドーム化】した所はドーム、ライブのステージに成り邪気を浄化する儀式場に成る周りに被害が行かない用に結界の役割もある。
「よう、邪気。気分はいかがや」
「なんじゃ、アイドルかえ」
その邪気は上半身が人で下半身ばヘビの姿をしている。
邪気に長時間侵された物や人は巍病に成る。巍病に成ったものは姿形を異形に変え周りに害を与える、巍病に成ったものは浄化しなければその強い邪気に耐えられなくなり存在が消える。
「耐えてみや、アイドル!」
「ふわふわマシュマロお布団にダイブ、おやすみね♪クルクルキャンディメリーゴーランドな乗って夢の世界へ〜♪」
碧雫がクッキーのマイクを持ち歌う。
ヘビの邪気は黒いモヤから鋭い槍を出現させて碧雫に向って跳んで行く。
乱華が歌を歌っていると急に地面が揺れだした。
「地震?!」
「これは…巍病か」
「また!?な、何が?!」
また地震が揺れた、上を見ると木の上にお菓子を着た女の人がマイク片手に歌っている。
「人が!?」
「なんだ、よそ見かえ」
下半身がヘビの女の人が手を腕に上げてそこから黒い空間が生まれて人型のヘビが出てきてお菓子の女性を襲う。
「数が多わ!」
キャンディのロケットが出てきて人型のヘビを迎撃する。
急に顔を隠した腕が羽の人型の鳥が出てきて羽から羽根をこちらに向かって飛ばす。
「2体居たんか?!間に合わん!」
急すぎて何も反応できない、周りがスローモーションに見えるこれから死ぬんだと言う事は理解ができた、嫌だまだ死にたくない!
前にルー兄が来て手を飛んでくる羽根に向ってかざす、するとバリアーみたいな物に羽根がぶつかって消える。
「ルー兄…?」
「じャ、マ、だ」
鳥は風を起こしバリアーにぶつける。
「ほう、音形かえ奴は」
「音形が何んで」
ルー兄がこちらに向く、申し訳なさそうにこの時を待っていたような顔をして。
「わが名は『運命』の音形、黙っていて住まないが乱華私を歌ってくれないか」
「消えて…ルー兄!」
「大丈夫だ、私は消えない」
ルー兄は光の粒子と成り粒子は乱華の中に入って来た。
「テラ、チャームを出して」
碧雫が鏡に向って言う。
「碧雫、貴女何言って」
「いいから、何でもいいからあの娘に早く!」
「あぁ、もう!」
鏡が乱華の元に行ってチャームが出てくる。チャームが乱華の頭に落ちる。
「チャーム、コーディネート承認」
そう鏡から声が聞こえてチャームが光り服が変わる、着物をモチーフにした様なドレスにヘット本型のマイクを装着したコーデに変身した。
「歌が聴こえる」
その時ルー兄が張ったバリアーが限界を超えたのかヒビ割れ壊れた。風が乱華を襲う。
「Libra.(リブラ)map川の流れcanalを見つめて揺らめくFate繋ぐ道の行方を探して♪怒りと喜びと楽しさと悲しみを包んで〜♪」
歌が流れる川の流れが天秤が傾き鳥を浄化をする。その歌は鳥の邪気だけでは無くヘビの邪気まで浄化する。
「此処まで歌が広がるなんて」
碧雫は木から降りて乱華の所に来た。
「これは…」
「これは浄化の光や、名前は何や」
「祭篠乱華です」
「祭篠乱華、アイドルになれ」
碧雫は乱華に手を差しざす。




