第11話 二刀流
朝起きて食事。
昼間では剣の素振り。
そして昼食をとってから、イフリートの熱波耐えを1時間。
で、そこから夕食まではぼーっとする。
イフリートの熱波耐えが短い?
終わった後に難でボーっとしてるんだ?
いーや滅茶苦茶きついんだよ。
1時間近くも肌が焦げる様な熱を受けるのって、ダメージは魔法で回復して貰えるとは言え、精神的にはかなり来る。
だから1時間だし。
その後心の状態を整える為に夕飯まではぼーっとしているのだ。
んで、夕食後はランニングや筋トレ。
ってのを1週間ぐらいした結果、アビリティは――
熱耐性がLv9に。
剣術はLv4。
そして新しく増えたのが忍耐力Lv1。
―—てな感じになった。
俺自身のレベルは11。
爺ちゃんの言ってた1割はガチだったらしく、Lv9でも全然ダメなので、熱耐性はもっと頑張ってあげる必要がある。
忍耐に関しては、我慢大会みたいな訓練をしてた影響で増えた感じだ。
因みに忍耐は、より長く我慢できる様になるだけなので、肉体や精神に及ぼす水石的なダメージが減ったりはしない。
まあ頑張りやすくはなるので、有用っちゃ有用ではあるが。
「さて……今日から三日間は、剣術訓練だな」
爺ちゃん達は3日程留守になる。
3日ダンジョンに籠って、1週間休むってのが二人の所属するギルドのルーチンだからだ。
なので、今日から3日はイフリートを使った耐性上げはお休みとなる。
ああ、言っとくけど、ガスボンベの火とか使って耐性上げるってのは無理だぞ。
熱耐性もレベル9までくると、その程度の火力じゃ熱は一切感じなくなるからな。
なので、思いっきり手を焙っても今の俺にはノーダメージだ。
「おっ!?」
朝食を終えて無心に剣を振り続けると、剣術のレベルが5に上がった。
と同時に、目の前に半透明のパネルが二つ出現する。
「アビリティは一定レベルに上がると、派生効果がでるみたいだな」
パネルには2つの派生効果が表示されていた。
そのうち一つを自分で選ぶ事になる。
「二刀か盾か」
二刀は両手にそれぞれ別の剣を握っている状態でも、剣術アビリティがのる様になる――現状でそれをやるとアビリティが乗らない。
そして片手持ちは、盾を装備しててもアビリティがって感じだ。
「二刀はロマンがあるけど、どう考えても盾の方が無難……いやでも、魔物の攻撃とか盾で防げるかって問題があるな」
選択を迫られたはいいが、どっちがいいのかってのが分からない。
まあこういう時はロマンを撮っとけばいいか。
という訳で二刀を選択する。
「早速二刀やってみるか」
爺ちゃんの部屋にある模造刀をもう一本拝借する。
そして適当に振ってみた。
「一本と二本じゃ明らかに動きが違うけど、違和感なくスムーズに振れるな」
取りあえずこれから俺は二刀流だ!
ロマン最高!
三日間頑張って剣を振った結果、レベルは12。
剣術レベルが6に上昇。
先は長い。
頑張ろう。
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