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初めての投稿で小説全体のサブタイトルをミスしてつけしまいましたw
すいません
担任の馬場先生が言った
「んーと、白川お前の席はあの席だ」
そこは僕とは線対称状に位置する黒板を正面と見て1番左端の後ろから2番目に位置する場所だった。
「残念だが縁がなさそうだな。そして相変わらず興味なさそうだな星崎は」
そう声をかけて来たのは僕の前の席の新河蓮である。
「あぁ、正直言ってどうでもいい」
そう返してみたものの内心少しは興味を持ったが、1時間目の始まりが近づくにつれてその興味は次第に勉強の方に向いていた。
そして放課後、僕は始めは興味があった彼女が話題にでたりすることなく、趣味程度に作られた天文禄部と言う部活に参加していた。
天文禄とは世界の理を示す予言を表した本である
この本は予言始祖セルディフが千年以上前に書かれた本でこの世に3冊のみ存在すると言われている。
「はぁ、やっぱりこの本凄いよな、自然災害を的確に当てているんだから」
「そうですね、やっぱりこの本は全世界の研究者が謎を追いもとめてるのがよくわかる」
そう会話しているのは同学年の羽場晶馬と藤原鏡花であった。
「この本が初めて見つかったのって星崎の家の近くの神社だよなぁ」
「確か白河神社だったかしら?」
「あーそうそう」
そんな会話をしていると下校時間が近づいてきた、僕は帰宅する為に教室に戻り荷物を取ろうとすると彼女が居た。
「どなたでしょうか?」
「僕は君のクラスメイトです」
僕は彼女に関わりたくなかった。勉強、趣味その二つを彼女に関わられるだけで奪われるそんな気がしたからである。だから僕は関わりのないようにそう答えたのである。
この会話を最後にして僕の日常が壊されるとも思わずに...