更なるダンジョン作成に向けて
いつも読んでいただきありがとうございます
ダンジョンの作成が終わったので
「嵐、またダンジョン作成のために魔力をためてくれ」
「今度は、どのくらいの規模で?」
「そうだな、今度は塔を作ってほしいんだ」
「何階層にしますか?」
「まあ、とりあえず10階かな、で、ドロップは、鉱物を頼みたい」
「どんな鉱物?オリハルコンとかファンタジー系?」
「そうだな、それが面白そうだな、何か好きな宝石類でもいいぞ」
「どこに作るんですか?」
「クローゼの郊外に土地を買おうと思っているんだ」
「なぜクローゼなのです?」
マリサが、急に話に入ってきた
「それはだな、クローゼの冒険者は、俺がすごいと思っている、町のほとんどの人を眷族にして、レベル上げをさせたいと思うんだ」
「それと、土地の購入は関係ないと思いますわ」
「この町を発展させたいと考えている、位置的にも他の国にも近いから俺の拠点としては問題ないからな」
「それでも、ダンジョンだけでよろしいかとおもいますわ」
「何でもないところに、ダンジョンを作ったら勝手に入ってきてしまうだろう、俺の土地だったら勝手に入れないって考えたんだ」
「そういうことでしたのね、わかりましたわ。それでしたら、森のところの土地がよろしいかとおもいますわ」
「ん?なんで森なんだ?」
「ご主人様の考えですから、寝泊まり出来るところも作ろうとか考えるのでないのですか?」
「お、それいいな、そこまで考えてなかった、それであれば塔はもっと高くした方がいいな」
マリサが、余計なことを言ったって顔をしている
「クローゼの郊外だから、領主に確認したらいいだろう」
「そうですわね、商人では扱っていないでしょうから」
俺は、すぐにクローゼに向かい、領主の館を訪問した
「『白き獣使い』のリュウです、領主様にお取り次ぎお願いします」
「は、はい、英雄のリュウ様ですね、すぐにお伝えして参りますので、中へおは入りください」
俺は、中へ案内されて、応接室に通された
そして、すぐに
「おう、これはリュウ殿今日は、どうなされた?」
「はい、お願いがありまして」
「何かな?」
「町郊外の森を所有させていただきたいのですが」
「森ですか、別に構いませんよ、あそこは魔物が多くでるので、町の衆もほとんどよりつかない場所ですので、所有者も特におりませんので」
「ありがとうございます、あそこに個人的ではありますが、訓練用の施設を作ろうと思ってまして」
「英雄といえども、これはさすがですな、何か協力することがありましたら、いつでも言ってください」
「ありがとうございます、何かありましたらお願いします」
俺は、領主の館をあとにして、コモンズにいるみんなのところに戻った
「みんな、森は所有できるようになったぞ」
「大丈夫でしたの?」
「ああ、魔物が多く生息しているせいで、ほとんど近寄らないし、所有者もいないそうだ」
「それは、よかったですわ」
「チリン達には、このままレベル上げをしてもらって、ドロップ品を集めてもらおう」
「でも、それぞれが持っているカバンから出すときは、呼ばないといけませんわ」
「そうだな、収納庫を作らないといけないな」
俺は、地下3階の使っていない部屋の一部に収納庫を付けた、この収納庫も時間が止まっており中に入れても、腐ったりすることはないのである
チリンが戻ってきたときに
「チリン、地下3階に収納庫を作った」
「ご主人様、収納庫でありんすか?」
「ああ、収納庫だ、今何人かに渡してある無限カバンの中身をダンジョンから戻ったら、ここに入れてくれ」
「わかったでありんす」
「それとご主人様」
「なんだ?」
「あちしら、ダンジョンに行っていないものにかなり余裕があるでありんす、なにかほかにすることなないでありんすか?」
「そうだな、今のところ地下からも出てないしな、そういえば、レイが農園を希望していたな」
「チリン、妖狐族の中で農業を得意な奴はいるか?」
「何人かはいたと思うでありんす、どこかに作ったらいいでありんすか?」
「地上の敷地内に、農園と、山手に果樹園を作ってほしいんだ。苗木は、こっちで準備してくるから」
「わかったでありんす」
「必要な道具とかあればすぐに行ってくれ、それとチリンにはこれを渡しておこう、紅に聞いて使い方を覚えてくれ」
「紅」
「はい、ご主人様」
「話は聞いていたな?」
「はい、お聞きしておりました」
「それじゃあ、頼んだぞ」
今回も紅は颯爽と消えていった
「本当に毎回、俺の前では普通に動いていいのにな」
調整ができるといっても、本人の気分的な行動は変えることは出来ないので、ちょっと苦笑いをしながら天井を見つめた
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