祭りの情報
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海水浴を楽しんだ俺達は、シェトランドを観光するため船と船頭をレンタルした。
1日のレンタルが、銀貨50枚と結構な値段がした
「船頭さん、この水路で船を出すのは、大きさは制限ありますか?」
「お客さん、大きさの制限はないですが、他の船を塞いだりしたら迷惑になるから、せいぜい水路の半分位までって思った方がいいぞ」
「そうなんですね、ありがとうございます」
「ちなみに、水路の幅は一定なんですか?」
「ああ、この街が作られるときに全部同じに作られたらしいぞ」
「へ~え」
「ご主人様、もしかして船を購入するか、作るつもりなのですか?」
「ああ、そうしようかと思っているが、別荘の下に船を停めておくところが一応作ってあるらしいからな」
「お客さん、船を購入は今は難しいぜ」
「それは、どうしてですか?」
「もうすぐ、この街でレースがある予定なんだ、ほとんどの船大工が、そのレース用の船の製造に掛かりきりで、新しい注文は受けることができない状態なんだ。今ある船でさえ、故障時に修理してもらえないくらいなんだぞ」
「そうなんですね、そのレースは誰でも参加出来るのですか?」
「ああ、船さえあれば誰でも申し込み出来るぞ」
「ご主人様、嬉しそうだ、おで何か手伝うことあるだか?」
「そうだな、想像通り船を作ろうかと思うから、木を切ってきて欲しいかな、あと、船についての本を見繕って来てくれるかな」
「はいだ、任せて欲しいだ」
「本だったら、わたくしに任せて欲しいわ」
「それぞれで手分けしてくれ」
「ただ今は、観光しよう」
俺達は、街の風景を見て回り、観光を堪能した
「船頭さん、今日はありがとう、ちなみにレースはいつぐらいにありますか?」
「レースは、2週間後だ」
「すいません、ありがとうございました」
俺達は、船頭とわかれ別荘に戻った
俺達は、お土産を購入して、クローゼに魔方陣で戻った
彼女達は、すぐに手分けして動き出した
俺は、ギルドにまずは、向かった
「おう、帰ったか」
「はい、ノートさん先程戻りました。ナーリヤさんとターリヤさんは?」
「私達は、後ろですよ」
振り替えるとそこには、俺に飛び付く寸前のナーリヤさんがいた
「お帰りなさいリュウさん」
「はい、ただいまです。ナーリヤさん、ターリヤさん」
「門番から帰って来たって報告がなかったが」
「ええ、ここだけの話ですが、転移の魔方陣で帰ってきましたから」
「おい、すげえな。それは、どこでも飛べるのか?」
「いえ、設置してないと、飛べませんよ」
「教えてはもらえないか?」
「それは、すいません」
「そうだよな、いや、すまなかった。そんな技術簡単に教えられるわけないからな」
「悪用されることはノートさんないと思いますが、もし、他に漏れてしまった時には、大問題になりますから」
「おう、わかった、本当にすまなかった」
「それで、お土産お持ちしました」
「リュウさん、ありがとう」
「まずは、ノートさんには、向こうで売られていたお酒ですね」
「おう、ありがとよ」
「次に、ナーリヤさんとターリヤさんに、向こうの服とイヤリングです。ついている石は、海中で採ることが出来る石だそうです」
「わあ、キレイ」
さっそく2人は、イヤリングを着けた
ナーリヤさんは、赤い石
ターリヤさんは、青い石
「お二人ともよくにあってますよ」
2人とも顔を赤くして下を向いた
「今日は、皆さん居ないんですね」
「ああ、みんな俺の用事で走り回っているんで」
「何か大変なことでもありましたか?」
「いえ、大したことではないのですが、シェトランドで船のレースがあるので、参加しようと思って、材料の準備と船に関しての本の準備を頼んだんです」
「いいな、見に行きたいぜ」
「そうですね、リュウさんの勇姿を見に行きたいですね」
「見に来ますか?」
「でも、遠いですから」
「すぐに行けますよ」
「でしたら、私も」
ナーリヤさんとターリヤさんが二人そろって希望した
「マスターは留守番ですね」
「それはないぜ」
「仕方ないでしょ、ギルドマスターなんですから」
「一応祭りは2週間後ですから、また誘いに来ますよ」
俺は、ギルドを後にして屋敷に向かった
屋敷では、地下に降りて船のエンジンの設計を開始した
風の魔法と水の魔法、土の魔法を組み合わせたエンジンと
火の魔法と風の魔法を合わせたジェットエンジンを開発を開始した
ミミには、木材を加工して横幅は規定通りだが、高さは高めで尚且つスピードを出しても倒れにくい設計を目指してもらっている
設計と開発は、祭り前日までかかった
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