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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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予定の旅行再開

いつも読んでいただきありがとうございます

今回の旅は、盗賊退治をしていることがほとんどだ


「どこの国も疲弊しているんだろうな」


「なんで思うのです?」


「レイ、盗賊がまず増えるということは、民が苦しいということを現してる、それで、その盗賊を排除する軍を動かすことができないでいる国も疲弊していることを現している」


「そうなんですね、よくわかりました」


「ただこの国は、もしかすると国民に重税をかけているだけって可能性もあるがな」


「そういえば、王女は困っている風には見えませんでしたわ」


「そういうことだな」


「上の方の者達だけ、儲けることが出来るようにしているのかもしれないな」


「どのような方法ででしょうか?」


「商人や貴族から納めさせる税は低くして、農民などからは、多く税を取るって方法だな。結果的に言えば、商人や貴族は人数が少ないから、少なくした税の分、人数が多い農民などから取れば結果的に税は増えるって仕組みだ」


「盗賊にならざるをえないくらい借金してしまわないといけない、家族を奴隷にしても賄えないくらい生活が苦しいのは確かだと思います。実際に私もそうでしたから」


「そうだったのか、レイ辛いことを思い出させたな」


「いいえ、ご主人様、結果的に今は幸せですので」


「そうか、ありがとう、もう少し落ち着いたら家にでも手紙を送ったらいい。それで、返事でもあれば仕送りでもしてやったらどうだ」


「いいですね、ご主人様、そうします」


俺は、レイの頭を胸のところに寄せて頭を撫でた


その状態で、ルーリルは俺の服を引っ張てきた


ルーリルは黙ったまま頭を同じように胸に寄せてきた。少し笑いながら頭を撫でてやった


「新しい武器を思い付いた。足止め専門だがな」

ふっと思い付いたことがあった


「どういった武器ですの?」


「イメージクリエイト」

俺は、手のひらにまきびしを創造した

ただサイズがでかい、通常手にいくつか持つことが出来るサイズのはずだが、今回のサイズは、手に1個持っても収まらないのだ


「これでは、足止めになりませんわ」


確かにこれ1個ならば、ならないだろう

俺は、続けて馬車の後ろに無限収納庫を作り出してレバー1つで開いて中の物を出すことが出来るように、作り出した


無限収納庫に、まきびしを複製して収納していった


「これで、出来上がりだ」


「確かにこれであれば足止めになりますわ」


「しかも、このまきびし地面に置いたまま1時間くらい放置すると消えてしまうように創造したからな」


「それでは、真似される可能性も少ないですわね」


「ああ、次盗賊が追いかけてきたら使ってみてくれ」


「わかりましたわ」


それから1時間くらいだったたった辺りで渓谷に入った


「上にも盗賊がいるかもしれないから気を付けろよ」


風の魔法のおかげで、矢が飛んできても、ある程度の石が降ってきても問題なかった


「上の盗賊は、私がマシンガンで打ち落としますよリュウ様」


「よく狙って打てよ、自分で打った弾で大きな岩を落としたら意味ないからな」


後ろから盗賊が追いかけてきたのと同時に、前からも盗賊が出てきた

矢が雨のように降っていたが、上の盗賊はキャサリンがあっという間に撃ち殺していた

前の盗賊にはルーリルとレイが一斉射撃を行っていたし、後ろ盗賊にはまきびしを投下した


「何だこれは」

「前へすすめねえ」

「馬が、串刺しになっちまった」


何人かは勢いのまま突っ込んで串刺しになって絶命している


「ご主人様、効果的でしたわ」


「そうだな、特にこんな渓谷だ、よけることもできなかっただろう」


「ここの渓谷を抜けるともう少しでシェトランドに到着するだ」


「ようやくだな、予定の倍近くかかっているな」


最短で1か月の道のりが、気が付けば2か月近くかかっていた


「シェトランドに到着したら、ここでも家を買おう。そして転移の魔法陣を設置して、後日ナーリヤさんとターリヤさんを招待してあげような」


「ご主人様、わかってやってます?私は2人がかわいそうです」


「レイ、何がだ?せっかくだから招待してあげたいと思っているのがおかしいか?それで、なんでかわいそうなんだ?」


「はあ、ご主人様はわかっていないですわ」


「・・・・・鈍感」


「う~ん、唐変木」


「ひどい言われようだな、おい」


渓谷を抜ける前に、散々ディスられた


渓谷を抜けてしばらく進むと、町が見えてきた

ヴェネチアを彷彿とさせるような見事な街だ

町の間には水路が張り巡らされており、基本的に船での移動みたいだが、馬車が通れる道も整備されており見て回るだけでも十分に観光できるみたいだ。

ここは、別荘地にもなっており別荘が販売してある、ここは移動商店になっているようで、固定の建物で商売をしている人は少ないみたいだ


俺達は、別荘で販売の表示がしてある建物を訪ねてみた


「いらっしゃいませ、新築の分譲ですよ」


「見させてもらってもいいかな?」


「はい、どうぞご覧ください」


「ちなみに金額を聞いていたもいいかな?」


「はい、ここは格安になっておりまして、金貨3000枚になっております」


建物は、クローゼの建物よりも狭いし、庭も付いていないただし、6階建てになっていて1階に馬車を置ける作りになっている

外観は、真っ白な美しい見た目になっており、すでに家具調度品付になっている


「格安ってことは、通常この物件並みに新築で購入しようとしたらいくらかかりますか?」


「そうですね金貨5000~9000くらいが標準的な金額になっています」


「ここは何で安いのです?」


「ここは、門から近くて中心部から離れすぎております。そうそうここまで商人が販売に来ないので、買い物は探して買わないといけなくなっております」


「そういうことなんですね」


「はい、あと海水浴場が中心部からさらに真反対になっておりますので、海水浴に行くとしても時間がかかってしまいますので」


「それだけですか?」


「はい、それだけです」


「わかりました、では購入しますので手続きお願いします」


俺は白銀貨30枚目の前に置いた


「わかりました、いつから使用しますか?」


「すぐにでもお願いしたいのですが」


「わかりました、清掃させていただきますので1時間後にまたこちらへお越しください」

「支払いは、お引き渡しの際にお願いします」


「では、一時間後にまた来ますのでよろしくお願いします」


俺達は、一時間後別荘に戻り引き渡しを受けて無事シェトランドでの観光ができる体制が出来上がった



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