旅の道中
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コモンズで、家を手に入れた俺達は、妖狐族に家の改造を任せて、旅をつづけた
「ご主人様、なんで妖狐族は眷属化しなかったですか?」
「そうだな、まだみんなみたいに信用できないからと、今眷属化してもレベル上げする場所がないからな」
「ごめんね、僕が魔力貯めてたらよかったんだけどね」
「それは気にする必要はないぞ、今回は思い付きで土地と屋敷を手に入れただけだからな」
「それは、わかってるけどね、魔力を貯めておけば、クローゼのほうにもダンジョンが作れたでしょう」
「確かにそれは考えてなかったな、いずれお願いしよう」
「うん、りょうか~い」
「今は、アンティボデスに入ったばかりだから、こっちの国のことがよくわかっていないから、気を付けていこうな」
すでに、コモンズを出て数時間立っていたので、すでに周りは森に囲まれている街道を走っていた
「かかれ~」
「ヤッホー」
「獲物だ~」
「女だ~」
「食い物よこせ~」
「うぉりゃ~」
「こっちの国でも、やっぱり盗賊は出るんだな」
「そうですわ、どこの国でも当たり前のように出ますわ」
「少し、削っていくか」
「そうですわね」
「新しい、装備品を作ってみたんだ」
俺が出したのは、マシンガン、ヴェクターSMGだ
このマシンガンは、弾薬は転送により作っておいた次元弾薬庫から自動的に装てんせれる仕組みになっているため、球切れの心配はない、1分に1200発打ち続けても、氷の魔法を付与しているため重心が熱くならず、風の魔法により回転力、方向性、衝撃緩和も高くなっており片手で持ったままでも問題ない作りに改造した
射程距離も、通常の物であれば45メートルくらいのはずだが、これは風魔法で疑似ロングパレルになっており、射程距離が800メートルになっている
「私撃ってもいいですか?」
キャサリンの目が、らんらんと輝いている
「撃ちたいんだろ、いいぞ、他のみんな用も準備しているから」
((ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ))
マシンガンの発射音で、盗賊の悲鳴さえ聞こえない
ものの数秒で盗賊は全滅した
「あっという間ですわ」
「・・・・・・すごい」
「う~んと、?」
「ハチの巣だ」
「すごいね」
「リュウ様、気持ちよかったです」
「リュウ君、これってオーバーテクノロジーだよね?」
「タブレットの方が、オーバーテクノロジーだとは思うがな」
「でも、気持ちよかったです」
キャサリンが、うっとりしながら感想を繰り返していた
「やっぱり弾丸の消費量が半端ないな、また複製しないといけないな」
次元弾薬庫から、箱に入った弾丸を取り出し、複製しては弾薬庫に収納していった
それから数日、盗賊が出るたびにマシンガンで瞬殺を繰り返していった
「キャアー」
俺達が、進んでいる前に襲われている馬車を見つけた、周りに騎士らしき人はいるが、数が違いすぎる
1人、また1人と騎士らしき人が倒されていく、
((ガァァン))
コルトバイソンで、盗賊らしき男を撃ちぬいた
「なに、新手か、野郎どもかかれ」
さすがにこの状態では、マシンガンの使用は出来ないし、射撃が得意でなければ、他も傷つけてしまうので、俺とキャサリンがリボルバーで撃ちぬいていった
なんとか、騎士風の男数人はけがをしてはいるが、生きてはいるようだ
俺は、騎士風の男たちにポーションを渡した
「すまない、助けてもらったうえ、ポーションまで」
「いや、困ったときはお互い様ですよ」
騎士風の男たちは、ポーションを飲んでびっくりしていた
傷が、全て塞がったのだ
「このポーションは、ハイポーションなのか?こんな高価なもの、我々に支払うだけの能力はないぞ」
「気にしないでください、差し上げますよ」
「しかし、助けてもらった上に」
「いいですから、気にしないでください」
その時、馬車の中から女性が出てきた
「王女様、出てきてはいけません」
「何を言っておるのです、助けていただいたのに主人自らお礼を申し上げずにそんな失礼なことは出来ません」
「大変失礼いたしました、王女様足元にお気をつけください」
「すみません、アンティボデス王家、第4王女ソニア・イグニス・ローリニアと申します、旅のお方、この度はあぶないところを助けていただきありがとうございます」
「いえいえ、通りかかっただけですので気になされないでください」
「助けていただいたことに、代わりはございません、もし王宮に来ることがありましたら、ぜひお立ち寄りください、来た時にわかるように、こちらのメダルをお渡ししておきます」
首にかけていた、メダルを俺に差し出してきた
「ありがとうございます、でも、よろしいのですか?」
「受け取っていただいたほうが嬉しく思います」
「わかりました、一応名乗らせていただきます、スネアーズのクローゼで冒険者をしております、リュウと申します」
「リュウ様ですね、王宮で楽しみにお待ちしておりますので、お寄りの際には必ずお立ち寄りください」
「わかりました、では、これで失礼させていただきます」
「はい、それではまたお会いしましょう」
俺達は、ソニア姫と別れて旅をつづけた
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