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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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コモンズでの出会い

いつも読んでいただきありがとうございます

コモンズでアンティポデスの情報収集をした俺達は、せっかくのこの美しい景色を見て回ろうということになった


「ここなら、別荘地になりそうなのに、この湖の周りには建物が一切ないんだ?」


「噂によりますと、この辺りには魔物がいるらしく領主も諦めているそうですわ」


「それじゃ、土地の代金とか安そうだな」


「自分で討伐出来るのであれば、無料でいいと聞いてますわ」


「ギルドでも一応討伐の依頼がでてただ」


「そうなのか、ならば1度ギルドに戻って、討伐の依頼を受けて、土地の所有登録もしてもらおうか」


「ご主人様、ここに家を建てられますの?魔物が出るからと、職人が依頼を受けないとおもいますわ」


「建物は、もうあるからな」


「リュウ様、ビョートルの時にしまっていた建物ですね」


「そうだ、建物の使い道がなかったからちょうどいいな」


「おでが、塀は作るだ」


「ああ、頼んだ」


「はいだ」


俺達は、いったんギルドへと戻った


カウンターで

「湖の周りの魔物退治の依頼なんですが」


「ほいよ、受注するさ?」


「はい、お願いします。それと、その討伐範囲全部の土地の所有登録もお願いします」


「大丈夫さ?」


「はい、それと、討伐は建物立てた後でもいいですよね?」


「ほいよ、それは問題ないさ」


「それではお願いします」

俺はギルドカードを渡して、手続きをしてもらった


俺達はすぐに湖まで移動してきた


「よし、ここらへんでいいかな、大きさは、クローゼの屋敷より大きく敷地を取ろう、3倍くらいだな」

「ミミ、塀の建築はどれくらいで行けそうだ?」


「はいだ、かなり大きので、魔力を練るのに1時間くらいはかかるだ」


「わかった、まずは建物だけ出しておくか」


((ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん))


「やっぱりご主人様、何でもありですわね」


「ご主人様、私は農園を希望します」


「建物は、もう少し大きく立派にしたほうがいいと思いますわ」


「僕は、地下を広くしたらいいと思うよ、何ならリュウ君専用のダンジョンなんか作ったりして」


「お?まだ作れるのか?」


「僕、今までちゃんと作ったこともないからわからないけど、スキルがなくなっているわけじゃないみたいなんだ」


「それじゃあ、地下を2階くらい作った後に、地下にダンジョンを作ってもらおうか」


「わかった、それじゃあ魔力を貯めだすね深さによってかなりの時間を必要とするから」


「魔力を貯めている間は、動けるのか?」


「それは、問題ないよ、どのくらいの階層作る?」


「できれば、10階以上は欲しいな」


「どういったものをドロップさせる?」


「希望できるのか?」


「うん、代理者が自分が生活できるようにする方法の1つだからね」


「元の世界の肉をドロップできるか?あと余裕があれば、魚も出来れば高級魚で」


「できるよ、それじゃあ、牛肉、豚肉、鶏肉、鴨肉、鹿肉、猪肉、魚は、マグロ、ヒラメ、タイ、ブリ、スズキ、ノドグロ、サバ、アジってところでいいかな?」


「ああ、頼んだ、どのくらいでできそうだ?」


「14から15階だからね、1か月以上はかかるかな?」


「転移の魔法陣を設置しておくから、作れそうになったらいつでもいいからな」


「りょうか~い」


「俺は、地下を作ってくるな」

俺は、建物の外に地下への階段を土の魔法で作り出し、降りたところに地下1階を作った

地下1階の天井は、地上から10メートルは開けており、農園などを作っても問題がないようにしている

地下の壁は、錬金術で土の中から錬成した成分を壁に付着させ、強度を増した

地下1階に、部屋を30部屋ほど作って、次の地下2階へ取り掛かった

作り方も、大きさも、部屋の数も同じにした

何か物足りなかったので、さらに地下3階に、地下の広さをさらに倍にしたうえ、大きな部屋を2部屋作った、1つは実験場、1つは未定だ

俺は、地下を作り終わると地上に出てきた、そこには大きな塀が出来上がっており、3倍と言ったが、広さは5倍を超えたくらいの広さになっている

塀を超えたあたりが、山があるのだがそこの手前だけ塀が作られていなかった


「ご主人様、山のあたりはどうするだ、果樹園も作るのなら、山の途中まで塀を作るだ」


「そうだな、せっかくだから果樹園も作ろうか、ただ、ミミは、今日は休んでくれ、フラフラじゃないか」


「すみませんだ、それじゃあ、明日また頑張りますだ」


「そうしてくれ」


俺は、次に建物の改造ができるように、錬金術で地下を作ったときに出てきた石を、大理石みたいな石で板状にしていった、1メートル四方の板を、ざっと1万枚作り上げたところで作業を終了した


彼女達が全員家に集まったときに

「みんな、聞いてくれ魔物の討伐があるから、警戒をしてくれ、たぶん今日ここに襲撃があると思っていいだろう」


「「「「「「「はい」」」」」」」


「ただ、魔物としか言われていないから、モンスターだったらすぐに攻撃してくれ、そうじゃなかったら様子を見るんだ」


俺達は、食事を済ませて警戒を始めた


((ガサ、ガサ、ガサ、ガサ))


やはり、襲撃があっているみたいだ、この家には魔法がかけてあるので、襲撃を受けたとしても問題ないのだ


窓から外を見ると、キツネの耳をした獣人が家を攻撃していた


「どうして傷つけれないでありんす?」

「斧もハンマーも一切通じないでありんす」

外から声が聞こえてくる


「みんな、襲撃大丈夫みたいだけど、どうしようか?」


「とりあえず、痺れさせます?」


「そうだな、頼んだ」


レイが、雷の魔法でキツネの獣人はすべて倒れた


俺は、1人で外に出て、1人だけ回復させた

「大丈夫か?」


「な、何者でありんす?」


「俺は、冒険者でこの家の持ち主だけど」


「こんなところに家なんて昨日までなかったでありんす」


「ああ、今日建てたからな」


「1日で、そんなの」


「無理じゃないよ、実際建ってるだろ」


「そうでありんす、しかも、なんでこの家傷つけれないでありんすか?」


「それは、魔法で守ってあるからな。それで、なんで襲撃なんかしたんだ。討伐の依頼が出てるぞ」


「あちしら一族は、昔湖の東のところに住んでいたんでありんすが、そこを追い出されてここに追いやられたでありんす。そこからここに住んでいたんでありんすよ」


「そうなのか、それでは家もないのか?」


「家を建てても、魔物扱いされて壊されてしまうでありんすよ」


「なんでだ、コモンズは亜人も住んでいるだろう?」


「あちしらが、妖狐族だからでありんすよ」


「それじゃあ、住むところが出来れば、襲撃はやめるんだな」


「それは、当たり前でありんす」


「それじゃあ、俺が住む場所を準備してやる」


「ほんとでありんすか、一族人数が少ないといっても50人はいるでありんすよ」


「問題ない、もうすでに住居になりそうなところはあるからな」


「ほんとでありんすか?」


「ああ、こっちについてきてくれ」


俺は、今日作った地下へ案内した


「な、ここは、こんなに広いでありんすか?」


「今日俺が作ったんだよ、もう1つ下の階にも同じだけ、部屋があるからな、もう1つ下は広い部屋だけだぞ」


「ここで、住んでいいでありんすか?」


「ああ、いいぞ」


「紹介が遅くなりました、あちし、妖狐族筆頭のチリンでありんす」


「ああ俺は、リュウだよろしく」


「あちしら、妖狐族総勢54名お世話になるでありんす」


俺は、新たなる仲間が増えたのであった

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