旅行へ出発
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アンティポデスのコモンズへ向けて、クローゼを出て10日位たった俺達は、今盗賊から終われている
「おら、待ちやがれ」
「いいかげん止まってくれ」
「何で馬車があんなに早いんだ」
「いいかげんにしろ」
色々な罵声が飛んでいるが、俺達は、一切無視している
クローゼを出てすぐにこの状態になった
まだ、1度も倒してはいない
馬車の周りは風の魔法で囲んでいるので、矢が飛んで来てもまったく問題はない
たまに、盗賊に盗賊が突っ込んで同士討ちになってしまったりしているが
ほら、また新たに別の盗賊が矢を撃ってきた
「ぐあ」
「おわ」
「な、なんだ?」
あ~あと思いながら、また次の盗賊が現れる
今度は、珍しく前に立ち塞がっている
「おら、止まりや・・・がっ」
俺達は、それをもまったく無視して吹き飛ばしそのまま進んだ
「こっちのコースは、盗賊が多いな」
「そうですわね、もしかしたら」
「もしかしたら?」
「以前ビョートルまでの街道、盗賊狩りしたじゃないですか、それで残った盗賊までこっちに流れて来たのかもしれませんわ」
「そうかもな、ビョートルまでは盗賊が突っ込んでなくなったと噂してたからな」
「とりあえず、そのままでいいだか?」
「え?何でだ?」
「盗賊がこっちに増えているってことは、近くにある農村や開拓村が襲われる可能性が高まってしまったということだで」
「そうか、俺たちのせいでってことか」
「はいだ、また少し狩っておけば盗賊自体が減ると思うだ」
「たしかにな、でもこんな時に嵐はゲームに夢中なんだ」
「え~と、私達が」
「ウィードと一緒に行ってくるのか?」
「はい」
「それだったら、俺かキャサリンがウィードに乗って行った方がいいだろ」
「え~と、練習?」
「わかった、でも無理だけはするなよ」
「でも、嵐とキャサリンも行かせるぞ」
「おい、嵐、ゲームは終了だ、キャサリンと盗賊狩りに行ってくるんだ」
「今いいところなの」
「今すぐに行かなければ、今度みんなのためにスマホ作っても、嵐は無しな」
「え、それはないよ、わかったよすぐ行くよ」
「とりあえず、今後ろにいるやつらは、俺が今から片付ける」
俺は、デザートイーグルを抜き、連射始めた
俺の横で、ミミも弓で攻撃始めた
俺が放った銃弾は、盗賊の肩や足に着弾した
一方でミミは、盗賊の眉間に矢を躊躇なく射っていき、瞬く間に、後ろにいた盗賊は、壊滅した
「それじゃ、気を付けて行くんだぞ」
二組は、それぞれの方向に散っていった
「大丈夫なのですか?心配ですわ」
「その辺のやつに、やられることはないよ」
「心配なのは、やり過ぎないことかな」
俺の心配は、杞憂終わってくれればいいんだが
しばらくして帰って来た、シルフが林を1つなくしてしまったことを報告を受けた
「やっぱりこういうところで、ロングソードはむかなかったな」
「う~ん、ごめんなさい」
「まあ、責めている訳じゃないから」
俺達は、近くにあった開拓村て宿をとり、また、旅を続けた
あとで、その村では、大量の木材が手に入ったことにより、急速に村が発展するという結果になっていたことを知るのであったが、それは、また別の話で
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