野良ダンジョン攻略 2
今回は、少し短めですが、投稿します
数日地下1階で、ビール集めをしていた俺達は、いよいよ地下2階へ降りてきた
「嵐、ここではビール飲むなよ」
ここ数日嵐はビールがドロップした時に何度か飲んでいた、一度飲み過ぎていて、フラフラしてトレントに突っ込んで行き慌てたことがあったのだ
「たく、アルコール弱いのに酒好きって、しかも、自分の酒の弱さがわかってない」
しかも、嵐はいつもは標準的な話し方をするが、酔っぱらうと大阪弁になってしまい、いつも以上に絡んでくるので厄介だ
で、さっき俺が行った一言でシュンとして歩いているのだった
「リュウ君、ごめんよ、反省してるから」
「わかった、わかったから、そんなに落ち込まなくてもいいから」
「ほんと、よかった~」
すでにニコニコしてウィードとシルフに突っ込んでいった
シルフは、急に抱きつかれて戸惑っていた
「ま、とりあえず先に進もうか」
「そうですわね、行きましょう」
俺達は、先に進みだした
こっちのダンジョンは、元のダンジョンに比べると明るい
「やっぱり違うダンジョンだから、明るさが違うな」
「おだもそう思うだ」
先にモンスターが見えてきた、見た目はトレントだが、少し違う
木の枝に赤い実がついている、鑑定では
レッドトレント Lv39
と、なっていた
「とりあえずみんなあの実に気を付けるんだ」
シルフがすぐに魔法を放った
「な?」
火の魔法を浴びたにも関わらず、ダメージを受けていなかった
「なんで、木なのに火が効かないんだ?」
「サンダーバード」
レイが雷の魔法を放ってレッドトレントは絶命した
「そういうことか!」
「そういうことって何ですの?」
「あのトレントは、火と木の属性を持っているんだ、火と木の属性に関しては、吸収するのだろう」
「属性2つ持ちは、やっかいだで」
「確かにそうだが、あいつらのレベルは低いから、接近戦で問題ないぞ」
「う~んと、それじゃ、え~と、次は、切る?」
「そうだな、その方が楽そうだ」
「・・・・・・ドロップ」
「ああ、何だった?」
ルーリルから瓶を渡された
「ワイン?」
すぐに封を開けてみた
((ポンッ))
「これ、シャンパンか!味は?ん~、林檎だな」
リンゴのシャンパンがドロップした
「これ、さっぱりして美味しい」
「はい、はい、飲みたい」
嵐が、手を上げて言ってきた
「嵐は駄目ですわ」
「少しだけ、本当に少しだけだから」
「駄目ったら、駄目ですわ」
嵐とマリサが、言い争っていた
「今日の、夕食の時に少しだけ飲ませてあげるよ」
「本当!やった、ありがとう、リュウ君」
本当に嵐は、年下なのに何で俺を君づけで呼ぶのだろうと思っていた
それから俺達は、この階でも数日シャンパン集めを行ったのだった
いつも読んでいただきありがとうございます
よければブクマ、評価お願いします
感想もお待ちしております




