表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
80/173

野良ダンジョン攻略 1

遅くなってすいません

準備に時間をかけて、俺達は野良ダンジョン攻略へと向かった


王都の東門から出て、そのまま東に歩くこと3時間砂漠地帯が広がっている

入り口はピラミッドのようだが、最上階からの進入みたいだ

ピラミッドと言ってもそんなに大きくない、地上に見えている部分は、せいぜい2階分くらいしかないと思われる


「よし、みんな魔道具の準備は出来たか?」


「「「「「「「はい」」」」」」」


みんなの頭の上に、魔道具が浮かんでいるこれは周りを照らすものだ


「それじゃあ、進入するぞ」

俺が先頭にダンジョンに入った


「確かにほかのダンジョンと比べると、少し薄暗いですわね」


「僕は、なんともないよ」


「・・・・・・進む」


「ああ、そうだな」


「今回ルーリル、積極的だ、どうかしただ?」


「・・・・・・あ、あた、あたら」


「新しい武器を作ってもらったから、早く試したいんですの?」


ルーリルは、頷いていた、すごい笑顔で


「う~ん、ウィード、え~と、乗せて」

シルフがウィードに近づいていき、頭をなでながら頼んでいた


「前回のオーク討伐のとき楽しかったのかな」

ウィードも嫌がることなく、シルフの後ろに回って股下に頭を入れていた


ダンジョンに入って最初のこの階は、モンスターがいなかった

俺達は、1階に降りた


1階に降りてしばらく歩くと、ゾンビに遭遇した


遭遇したのと同時に、ルーリルが走り出した

新しく渡した、ダブルドリルスピアを回転させながら

10体程度いるゾンビに対して、1体目は突き刺してそのまま横にスピアをはらった

ゾンビを回転に巻き込みながら一掃した


「あっっという間ですわね、次はわたくし達にも残しておいてくださいね」


みんな新しい武器の性能を試したいようだ


「いいな、みんな新しい武器がもらえて」

キャサリンが、ちょっといじけているみたいだ


「最初キャサリンだけだったでしょ」

レイが、キャサリンの頭をなでながら言い聞かせていた


「どっちが年上かわからないな」


「う~んと、ドロップ?」


そこに落ちていたものは・・・・


明らかにここのダンジョンで死んだ冒険者の物だった


「ここのゾンビは、元冒険者の亡骸か」


「とりあえず、集めるだ」


「そうだな、ギルドにすべて渡しておこう」


俺達は、遺品と思われるドロップをすべて回収して回った


そのまま地下1階へ降りた


地下1階では、ミイラがいたが、そこには他にトレントがいた


「やはり、ダンジョンが2つ一緒になっているな」


「そうですわね、ミイラは元のダンジョンですわね」


「トレントが、新しいダンジョンだで」


「とりあえず、どちらも火に弱そうだから、シルフ魔法で焼いちゃって」


「う~ん、わかりました」

「え~と、火の鎌(ファイアーサイズ)

火の幅広い刃が飛んで行った

ミイラもトレントも切断され、切断痕から燃え出した


やはり、火に弱かった

ドロップは、ミイラは包帯、トレントは、銀の缶が落ちていた


「うん?これは?」


「それは、なんですの?ご主人様」


「これは、飲み物だな」

そう、この缶、プルトップがついていたのだ


「ちょっと開けてみるぞ」


((プシュッ))


「炭酸だな、ん?これは・・・」

においを匂ってみた、この匂いは覚えがあるにおいだ


「アルコールですわね」


「そうだ、これはビールだ」


「ビール?」


「僕飲みたい!」


「ビールってお酒ですの?」


「そうだ、ビールだ」


「では、リュウ様後からできたダンジョンは、代理者で間違いないですね」


「そうだな、間違いないな」


「リュウ君、トレントいっぱい倒してから次の階に行こうよ」


「そうだな、せっかくのビールだから、集めていこうかな」


「ご主人様、それじゃあ転移の魔法陣を設置していきましょうか?」


「それは、名案だトレントを狩って奥のほうに設置していこう」


俺達は、3日ほどトレントを狩り続けた






よければ、ブックマーク、評価お願いします

感想もお待ちしております

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ