オーク討伐 1
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引っ越しを終わらせた俺達は、翌日オーク討伐のために王都の南門にいた
「リュウ君、オークの集落までここからどのくらいあるのかな?」
「そうだな、嵐、大体2時間ってところか」
王都の南門を抜けて西に向かったオークの集落は、この先の平原を抜けた崖の手前にある
もう少しで集落かなというところで、オークに出くわした
「ご主人様、俺がオークですか?」
「大きいですわ、見たところボアっぽくも見えますわ」
「そうだな、オークの肉は食べることが出来るらしい」
「国によっては、高級な肉になっているところもありますわよ」
「とりあえず、集落につく前にあいつは狩っておく必要があるな」
「とりあえず、レイとルーリルで、あのオークを狩ってみてくれ」
「「はい」」
2人は、すぐに駆けだしオークの目の前に来た
オークが、棍棒を振り下ろしてきた、かなりの巨体で、3メートル近くある体で、その腕で振り下ろしてきたのですごい威力があるが、ルーリルは問題なく受け止めた、攻撃を受け止められたことで、動きが止まってしまったオークをレイが双剣で、その腕を切り落とした、まるで、2本の剣がはさみみたいに見えた
「ぐおおおおおお」
オークは、叫び声を上げて、反対の腕でレイをつかもうとしてきたところに、ルーリルがスピアで、胸を突きさしたところで、オークは、絶命した
「よくやったぞ」
「・・・・・・楽」
「そうね、弱かった」
「ただ、今から行くところは、複数のオークが同時に攻撃してくる可能性がある」
「そうですわね、常に一撃必殺で行かないと危ないかもしれませんわ」
「そういうことだな」
しばらく進むと、今度はオークが3体出てきた
「近づいているみたいだな」
「ガウ」
「わたくしも行きますわ」
「う~んと、シルフ」
それぞれ、オークの目の前に立った
ウィードは、気が付いた時にはオークの首にかみついており、喉をかみ切っていた
((どぉぉん))
「アイスランス」
マリサは、氷の槍をオークの胸に突き刺した
シルフは、短剣をもって、すぐにオークの背後に回り、首を切り落とした
「あっという間だったな」
「次は、僕が行きたいな」
「私もです」
元代理者の2人が希望してきた
もう希望しなくてもよさそうな感じになってきた
「「「「「「「GYAaaaaaaaaaaau」」」」」」」
オークの大群の声が聞こえてくるのだ、
「オークの集落はすぐそこみたいだな」
目の前にある高台を昇り切ったとき、眼下に広がる光景に唖然とした
目の前には、見えるだけで1000は優に超えているオークがそこにはいたのだ
俺はとっさに、デザートイーグルを全員分複製した
弾に関しても、前回から改良して自動的に装てんされるようにしておいた
「みんな、この銃を持ってくれ、さすがに数が多すぎる」
「僕たちもかな?」
「使い方がわからないですわ」
「使い方は、このように構えて、この引き金を引くと弾が出るようになっている、球も尽きることはないから、気にせずにせん滅をしてくれ」
俺達は、ほぼ一列に並び発砲を開始した
デザートイーグルは、殺傷能力が高く当たった場所を吹き飛ばしていた
ただ、急所をとらえていないオークは、まだ動き続けておりこちらに向かってきていた
もう1時間近く打ち続けただろうか、弾丸が届く範囲のオークはほぼ片付いている
ただ、集落だけあってまだまだ数はどんどん出てくる
俺達は、前進を始めた
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