王様への謁見
いつも読んでいただきありがとうございます
翌日、早速俺と、ゴビットさんは、店を探した、候補としては、地下があって少なくとも2階建て以上の建物
予算は、潤沢にあるので、すぐに見つかった
大通りの1等地、金貨3700枚
即買いだった
ゴビットさん判断が速い
すぐに、建物に入ったゴビットさんは中の準備を開始した
俺も中に入り、地下に冷蔵庫、冷凍庫を設置、それと、地下の1部屋をもらい転移室にした
「リュウ様、この部屋はいったい何の部屋でしょうか?」
「ああ、ゴビットさんいいところに、ここに乗って、このボタンを押してください」
俺と一緒に、魔法陣に乗ったゴビットさんは、光に包まれた
光が落ち着くと、
「お、お前なんで王都にいるんだ」
「いえ、お前様ここは、クローゼですよ」
「え、馬鹿な」
「ゴビットさん、これは、転移の魔道具です」
「これのために、こちらでも作業しておられたのですね」
「では、戻りましょう」
ゴビットさんには、いいサプライズができたようだ
「リュウ様、ある程度、こちらの準備が出来ましたら王様に謁見の申し入れを行いに行きたいと思いますので、ご同行願いたいのですが」
「はい、マヨネーズも持って一緒に行きましょう」
「はい、よろしくお願いします」
3時間経過後、すでに荷物の搬入がすべて完了したゴビットさん
現在夕刻迫ってきているが、
「一応、申し込みだけでも行きたいと思いますが、よろしいですかリュウ様」
「あ、はい、俺は大丈夫ですよ」
俺と、ゴビットさんは城の門まで来た
「門番の方、申し訳ございませんが、今回王様のご命令によりクローゼより、商会を立ち上げるために参りました、ゴビットと申します。後日王様にまよねえずの件で、ご拝借賜りたいのですが?」
「あい分かった、しばし待たれよ」
門番の兵士は、すぐに中に確認に行った
「しばらくかかりますかね、ゴビットさん」
「そうですね、リュウ様」
「ゴビットとやら」
すぐに門番は帰ってきた
「はい?」
「王様がすぐに来るようにとのお達しである」
「あ、はい、承りました」
俺とゴビットさんはすぐに謁見の間に通された
俺とゴビットさんが、臣下の礼をを取り頭を下げていると
「王様の~、おな~り~」
「ゴビットとやら、よく参った、2人とも頭を上げよ」
「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
あの、失禁したバカ王子が、大声を出してこちらを指さしていた
「デニスうるさい、少し控えておれ」
「あ、はい、父上申し訳ございません」
「ゴビットとやら、今回はすまなかったな、無理難題を押し付けてしまって」
「いえそのようなことはございません、こちらといたしましても販路の拡大が必要と考えておりましたので、王様のお話をいただいたことは渡りに船でございましたので」
「そうか、そういってくれるのか、すまぬのう」
「して、その横にいる御仁は?」
「はい、わたくしめの横にいらっしゃいますこのお方は、『白き獣使い』で、このまよねえずの発案者で、実際に製造まで行っていらっしゃいますリュウ様にございます」
「ご紹介いただきました、リュウと申します、以後お見知りおきを」
「リュウとやら、冒険者ということならば無理にその口調をせずともよい、普通には喋りづらいだろうが、崩れても問題ないぞ」
「ありがとうございます」
「いま、ランクはいくつだ?」
「現在は、Sでございます」
「ほう、その若さでSとな、うちの騎士団長と手合わせしてもらっても面白いかもしれんな」
「いえいえ、そんなことはないと思います」
「今後楽しみにさせてもらおう、して、ゴビット、商会の土地は現在どうなっておる」
「すでに購入が完了いたしております。もう、搬入も開始しております」
「そうか、そうか、ゴビットおぬしの商会には、フォコ家御用達と大々的に銘打って売り出すがよいぞ」
「ありがとうございます王様」
「すまぬが、その王様というのをやめてほしいのじゃ」
「はい?」
「わしは、ジョージアという、妃は、キャンベルで、息子がデニス、娘が、フリゲートじゃ、御用達というからには、それぞれを名前で呼ぶように命ずるぞ」
「そういうことでございましたか、承らせていただきます、ジョージア様」
「今回、早速マヨネーズをお持ちしていますので」
「おお、そうか、これ受け取ってくるのじゃ」
近くにいた執事の人が取りに来た
「これが、まよねえずか、早速いただきたいと思う」
「定期的に、城へ納めてくれ」
「はい、今回10ほど置いていきますので、このマヨネーズはそのままでも使えますが、いろいろとアレンジもできますので、料理長に使ってもらえたらいいと思います」
「うむ、料理長に伝えておこう」
「こんかいは、あいすまなかった、他の貴族のお抱えの商会に持たせたい輩が、かなりあったのでな、商会を立ち上げるよう命令を出したのじゃ」
「問題はございませんので」
「うむ、今日はすまなかったな、今後とも頼んだぞ」
「はい、ありがとうございました」
俺とゴビットさんは、城を後にした、後ろから馬鹿王子の視線がずっと俺に向いていたが、殺気がこもったものでなかったことが不思議だった
祝、10万字突破
皆様に読んでいただいてることが、モチベーションになっておりますので、連載が続いております
今後ともよろしくお願いします