表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
68/173

もしものために

いつも読んでいただきありがとうございます

ホムンクルスの製造に目処がついた俺は、家で使用する家電・・・もとい、魔道具の作成を行った


IHみたいなコンロ、冷蔵庫と冷凍庫、水道はあるがお湯は出なかったので、風呂の技術を代用して、手元で温度調節できる蛇口、魔光灯、魔法鍵、食洗機、洗濯機、乾燥機生活で必要と思ったものは、とりあえず作ってみた


あとは、通信機を作ってみたいと思い、試作品を作り上げたが、使用できる距離がわからないため、紅に1つ渡して距離の確認をしていこうと考えている


ただ、この世界で生きていくのに冒険者を続けていくのもいいけれども、いつどんなことがあるかわからないため、彼女達の生活を守るためにも、安定した収入を得る必要があるのだ


そこで、商売を何かしようと考えているのだけれども、みんなに相談してみた


「俺、何か商売を始めようかと思うんだけど、何がいいと思う?」


「ご主人様、店を自分で持つのでしょうか?」


「それも有りとは思うけど、委託販売でもいいかなと思ってはいる、それで、どういう商売がいいかな?」


「ご主人様が作る、まよねいずとかおだは好きだ」


「調味料か、それも悪くはないかも、ただ、材料だな」


「そうですわね、ダンジョンにかなり潜らないといけませんものね」


「そうなんだよな、玉子と塩は問題ないけど、油と胡椒がな」


「ダンジョンの中から簡単に行って戻れる何があれば、いいのでしょうと、わたくしは思うのですけど」


「それ、ご主人様魔道具で作れないだか?」


「転移の魔方陣があるから、出来るかもしれないな」


「それじゃあ、魔方陣はマリサ、シルフ、レイに任せてもいいか?」


「よろしくてよ」

「う~ん、大丈夫」

「はい、何とかして見せます」


「嵐は、キャサリンを連れて、ダンジョンでレベル上げをしてきてくれ」


「OK」

「わかった」


俺は、商店に向かった


「ゴビットさん」


「はい、あ、いらっしゃいませリュウ様」

「今日はどのようなご入用でしょうか?」


「今日はですね、丈夫で長持ちするような生地を購入したいのですが」


「丈夫で長持ちする生地ですか・・・」

「それは、魔物の皮でも大丈夫でしょうか?」


「それは、構いませんが」


「それでしたら、しばらくお待ちください」

奥から生地を出してきた


「これはですね、行商人から購入した生地です、このあたりに生息しているものではないです」

「名前自体もよくはわかっていないのですが、この生地を加工してみようと通常のはさみで、切ろうとしたのですが、はさみのほうが駄目になってしまいまして・・・」


「はさみがですか、それはまた丈夫さは間違いないようですね」


「その点については、間違いないと判断させていただきます」


「これはいくらですか?」


「仕入れで、1枚当たり銀貨15枚でしたので、全部で5枚ありますので、75枚ですね」


「ゴビットさん、商人であれば、販売の利益を足してくださいよ」


「いえいえ、リュウ様以前も申し上げましたが、先行投資でございます、自分自身のカンが告げているのでございます」


「はあ、わかりました、ではその金額で買わせていただきます」


「ありがとうございます」

ゴビットさんは、満面の笑みで、目の奥にさらに輝くような光をともしていた


家に帰った俺は、早速ダンジョンに設置するために周辺から視覚阻害できるような、魔道具の開発にかかった


資格阻害の魔道具だけでも数日かかった


マリサたちの魔法陣の研究もさらに数日


やっとの思いで完成させた移転魔法陣、早速配置しようとダンジョンに向かおうとしたのだが、嵐が、

「あ、僕に任せておいて、すぐに行って戻ってくるから」


そのまま、闇に紛れて消えていった


翌日には、2階から6階まで、計5枚の配置を完了させて戻ってきた


「それじゃあ、各階に行って、アイテムを取ってきますか」


「ご主人様、出発しましょう」


みんなでダンジョンに向かった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ