ビョートルからの凱旋
いつも読んでいただきありがとうございます
帰りは、8日で帰り着いた
本当は、もう少し早く帰り着いたんだが、あまりに早すぎるため少し戻ってから、帰ってきた
どうやって帰ってきたかは、ペガサスが引いている馬車だぞ、空を飛べないとおかしくないかという、俺の考えのもと、馬車を魔道具にしてみたんだ
馬車に回路図を付けて、風の魔法っで空中に浮きあがることが出来るようにした
ただ、設置している魔石の数が、多いこと、馬車の側面に左右20個ずつ配置されている
それでも、空を飛べるようになったことから、街道を走るよりまっすぐ飛べるし、スピードも段違いに早い
半分の時間で飛んでしまいそうだったので、途中で少し戻って、地上を走ってきたのだ
「ご主人様、今度は、何も依頼など関係しないときに乗りたいだ」
「いいですわね、旅行なんか行くときにいいかもしれませんわ」
「う~ん、行きたい」
それぞれ、話が尽きなくなりそうだった
「わかった、わかったから、今度旅行に行きたいと俺も思っていたからな、ただ、スミレも外に出れるようにしてあげるのが先だと思うんだ」
「そうね、いつも留守番ばかり、かわいそう」
「そですわね、何とかしてあげてくださいね」
「ああ、頑張るよ」
俺達は、クローゼに到着し、そのままギルドを目指した
ギルドの目の前で掃除しているナーリヤさんが、目にはいった
「ナーリヤさ~ん」
俺は、少し離れたところから、声をかけた
その声に気づいたナーリヤさんは、
「リュウ~さ~ん」
と、大きく手を降ってくれた
俺は、馬車から降りるとナーリヤさんが駆け寄ってきた
「リュウさん、お帰りなさい」
満面の笑みで、飛び込んできた
「ああ、ただいま」
ナーリヤさんに、挨拶をしたが、俺の回りに女性が増えているのを見て、すごく良かった不機嫌な顔をしてきた
「俺、帰ってきたら不味かったですかね」
俺が尋ねるとら
「いえ、そういうわけでわないんですが・・・」
ナーリヤさんは、少し大人しくなった
「おう、リュウ帰ってきたか」
「噂が、すでにここまで入ってきているぜ」
「どんな噂ですか?」
「ダンジョンまた、クリアしたんだろ?」
「確かに結果的にクリアしましたけど、偶然ですよ!」
「偶然であれ、必然であれどちらにしても、お前が攻略したことは変わらないだろ」
ノートさんは、当たり前という顔で答えてきた
「確かに、俺が攻略したことは、事実ですけど、これは、結果的な話であって、ただ俺だけが、ダンジョンに進んだとしても、難しかったと思う」
「その結果がものをいうのが、冒険者だ」
「ただな、まあもう少し、周りのことに気を使ってもいいかとは思うがな、あはははは」
ナーリヤさんが少し顔を赤くしながら、うつむいていた
「ああ、帰ってましたの」
ターリヤさんも奥から出てきました
「おや、珍しいですね、2人ともそろっているなんて」
「本当は、今の当番は私なんだけど、ナーリヤが、どうしてもって聞かなくて」
「もう、ターリヤそれは言っちゃ駄目でしょ」
「「あははははははは」」
顔を赤くしながら膨れているナーリヤさんに、周りから笑い声が漏れた
「ああ、それとしばらくは旅に出ませんから、あと、ちょっと自宅で作業のため籠ってますので、その辺よろしくお願いします」
「おう、何か用があったらこっちから行かせてもらうぜ、ゆっくり、ビョートルのことも聞きたいしな」
「わかりました、お酒でも用意して待っときますね」
「おお、話が分かるじゃねえか、今日くらい凱旋パーティーとしてお邪魔してもいいか?」
「いいですよ、よかったら、ナーリヤさんとターリヤさんも一緒にどうですか?」
「でも、カウンターが・・・」
「そのくらい、張り紙でもしておけばいいだろう」
適当だな~と思いながら
「それじゃあ、準備のために帰りますね。また後で」
「は、はい、また後で」
「おう、それじゃあな」
「楽しみにしてますよ」
3人それぞれあいさつをされて、ギルドを後にした
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