ビョートルのダンジョンからの帰還
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俺達は、魔法陣の光が落ち着いたと同時に、ダンジョンの入り口に立っていた
「門番の人、ダンジョンクリアしてきましたから、スコットさん呼んできてもらっていいかな?」
「あ、あ、あ、あ、あ」
「ほら、落ち着いて」
「あ、ああ、マスターですね、すぐに」
「ちょっと待って、ギルドマスターに直接会うまで、誰にも言っちゃいけないよ、あと、ギルドマスターにいいた後は、誰にも言わずに、ここの門番に戻ってくること、いいね?」
「は、はい」
「それじゃあ、よろしく頼む」
「すでに門番は、走り出していた」
「馬あるんだから、乗っていけばいいのに」
「まあ、時間はかかるだろうから、何をしておこうか?」
「ご主人様、作っていた拠点はどうするだ?」
「そうだな、アイテムストレージにはいるかな?」
「家まで、収納して今うことが出来るんですか?」
「そうだなレイ、試してないけど、なんとなくできそうな気がしててな」
「え~と、ご主人様に、う~んと、常識が、ん~、通じない?」
「もう、常識自体が、変わらないといけないのですわ」
「・・・・・ご主人様が・・・・じょ、じょ、じょ」
「ルーリル、ご主人様が常識っていいたいのでしょう」
何度も頷いていた
「俺って、・・・・なに?」
「ご主人様は、ご主人様ですわ」
「まあ、とりあえず、拠点が収納できないか試してみるよ」
俺達は拠点に向かった
拠点につくと、中に置いていた移動用の道具を外に出した
馬車に、ペガサスを取り付け、荷台に荷物を載せた
建物に手をかざし、アイテムストレージへと念じてみた
((ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・))
最初は、すさまじい音がしていたが、急に音がなくなりそのまま宙に消えていった
「収納できましたですわ」
「ああ、出来たな」
「で、で?、マリサもご主人様もなんで、驚いてねえだ」
「いや、驚きを通り越すとこんな風になってしまうのですわ」
「ああ、そうだな、それじゃあダンジョンの入り口にもどろうか」
俺達はゆっくりと、ダンジョンの入り口に戻っていった
ダンジョンの入り口に戻ってしばらくしたが、まだ町のほうから何も来ない
俺達は、馬車に乗って町へ向かうことにした
馬車に乗って町へ向かっているのだが、全然向かってくる気配がない
「どうした、何があった?」
もうすぐ町へ着きそうになって、わかったことがある
ダンジョンの門番が、まだ町についてなかったのだ
「同じタイミングで街につきそうだな」
門につく寸前で追いついた
「大丈夫か?馬車に乗れ、そのままギルドへ向かうから」
「あ、ありがとうございます」
俺達は、ギルドへ向かった
ギルドへ入ると
「な、なんだ?どうしたんだ?」
「マ、マスター、ダ、ダンジョン、はあ、はあ」
「おい、落ち着けって、どうした?」
「はあ、はあ、リュウ様たちが、ダンジョン攻略されました」
「「「えええええええええええええええええ」」」
ギルド内にいた冒険者全員が大きな声を上げた
「とりあえず、領主の館に行きませんか?」
「ああ、そうだな、じゃあ向かおうか」
「はい、よろしくお願いします」
俺と、スコットさんは2人で領主の館へと向かい、報告を終わらせた
俺は、領主に今回の攻略は、都市全体に発表してもかまわないが、俺達は、すぐにクローゼに出発したいから、パレードや式典はなしでお願いしたいということ
それに関しては、了承してもらった
まあ、了承しなければ、発表自体しないでほしいというこちらの考えは伝わったようだった
俺達は、ギルドで、嵐以外ランクを俺がS、彼女たちはAとなった。嵐については、新たに冒険者登録を行った
報奨金などをギルドカードに受け取り、ビョートルを後にした
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