ビョートルのダンジョン攻略 2
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「それは、銃じゃないですか!」
朝起きた、キャサリンが驚いていた
「それどうされたんですか?スキルで作ったんですか?」
すごい興味があるらしく、手がワキワキしている
「夜寝れなくて、ちょっと錬金術と鍛冶で作成してみたんだよ」
「火薬を手に入れていたから、このところ考えていたんだよね」
「ちょっと見せてもらっても、い、い、いいですか?」
「そんなに焦らなくても、見せてあげるよ」
俺はキャサリンに2丁を手に渡した
「これは、モデルはSAAとコルトバイソンですか?」
「いい趣味ですね、しびれますね~」
「私にも作ってください、元は、軍に所属していましたから銃を扱うことには慣れていますから」
「それじゃあ、どういったものが好みだ」
「え~好きなのは、リュウ様です」
「その好みを聞いているんじゃない、銃だ」
「あ~すいません、コルトバイソンが好きなんですよ」
「2丁持つか?」
「いえ、私は両手で持つタイプですので1丁で」
「ホルスターは?」
「腰のほうでお願いします、左側の収納で」
「わかった、とりあえずその銃を返してくれ、すぐに作成する」
俺は、銃を受け取るとすぐに、コルトバイソンを複製した
「ちなみに、この石は?」
「ああ、それは魔石だ、雷と風と火の魔石を入れてある、トリガーを引くと自動的に発動する魔石にしてある」
「それでは、次にモンスターが出てきたら、試射してもいいですか?」
「それはいいが、まだ、クリップや、スピードローダーみたいのを作ってないから、弾がバラだ」
「そうですね、スピードローダーは欲しいところです」
おれは、話をしながら、ホルスターを作り上げた
「ご主人様、技術の上がり方がすごいですだ、この、じゅうってやつも、魔道具だのに、回路図がわからないだ」
「回路図は、中にあるんだ、直接影響するのが、弾丸になるからな」
「すいませんがご主人様、わたくしたちには、ちょっとわかりませんから、食事しませんこと?」
俺たち3人以外が、あきれていたみたいだ
「ああ、すまない、それじゃあいただこうか」
朝食を食べ終えた俺達は、地下4階へと進んだ
地下4階もモンスターの数は増えてきたが、この階もブラックバットのみだった
「1つの階に、1モンスターしかいないな」
「そうですわね、いまのところ、前のダンジョンよりも楽ですわ」
キャサリンが、楽しそうにブラックバットを打ち落としているので、みんな何もすることがない
「まあ、キャサリンのレベルが上がればいいか」
ちょっとあきれつつ、そのまま地下5階へと進んだ
地下5階に進んだ
今度のモンスターは、ブルーラビットだった
「なあ、もうこれは、キャサリンの狩場でしかないんじゃないか?」
「う~んと、そう」
「はいだ」
「そう思うますわ」
「やることないですね」
「・・・・・・はい」
キャサリンは、話を聞いてなく、狩人の眼でモンスターを探していた
「キャサリン、キャサリン」
キャサリンを呼ぶのだが、気付いていない
「仕方ない、この方法を取るか」
俺は、召喚魔法を発動した
キャサリンの体が、光に包まれ俺の目の前に、移動してきた
「な?なんで目の前にご主人様が?」
「知らなかったのか、自分のスキルにもあるだろう召喚魔法が」
「まだ、人に対しては使ったことがなかったからな」
「モンスターなどに眷属化すると、すぐにいったん消えてしまうが、呼び出しておけば出したままにもできる」
「さっきから、何回か呼んでいたんだが、気が付いてくれないから使用したんだ」
「すいませんでした、でご用は?」
「ああ、さっきからモンスターを探す目・・・いや、顔が怖いことになっていたのでな」
「すいません、昔から狩りのときは、わくわくしていたんで、昔を思い出したのかもしれません」
「楽しいのはいいんだが、そのまま違う方向に進んでしまいそうで」
「わかりました、気を付けます」
「よろしく頼む」
俺達は、そのまま進んでいった
ちなみに、ブルーラビットのドロップは、毛皮だった
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