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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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ビョートルのダンジョン攻略 1

ダンジョン周辺の調査が終わった翌日、俺達は、ダンジョンへ向かった


「今からダンジョンに入ろうと思う」


「ご主人様、今回は攻略するだ?」


「前回もそうだったが、攻略目的じゃないよ」


「それでは、どこまでの予定です?わたくし、攻略予定でもよろしいかと思いますわ」


「なんでだ?」


「ご主人様には、その力があるからですわ」


「いままではな、今の力では敵わない敵が出てくる可能性だってある」

「だからこそ、今持っているもので更なる力を手に入れる必要があるのかもな」


「とりあえず、ダンジョンに着いてから考えればいいと思うだ」


「まあ、そうだな」

俺は、移動しながらタブレットを操作続けていた


ダンジョンの入り口に着くと

「あ、リュウ様ですね、話は通っていますが、一応規則なので、ギルドカードを確認させていただきます」


俺は、ギルドカードを渡した

「ありがとうございました、確認できました」

「こちらから出てくるときには、一応声をかけていただくと助かります」


「そんなに畏まらなくていいですよ、ただのAランクの冒険者ですから」


「いえ、もったいないです」


俺達は、苦笑いするしかなかった

「リュウ様御一行の方々お気を付けて」


今回は、見送られながらの出発になった


「今回も、見落としが内容に確認しながら進むぞ」

今回もマッピングが使用しながらの移動だ


今回、地下1階は、モンスターの数がまだ回復していないみたいだ、スコットさんがしばらくの間、ダンジョンに潜入していたおかげだ

地下何階まで潜っていたのか聞いておくべきだったかもしれないが、すでに、スコットさんはビョートルに戻っているはずだから、確認のしようもない

とりあえず地下1階は、ほとんど遭遇することもなく攻略できた

一応出てきたモンスターは、レッドラビットのみだった

レッドラビットは、今回魔石しかドロップしなかったので、ドロップアイテムは何か確認することもできなかった


すぐに地下2階に降りてきたが、やはり地下2階もモンスターの数が回復していないみたいだ


「ご主人様、このダンジョンはモンスターが少ないのでしょうか?」

「そうですわね、あまり出会いません」

レイとマリサが、聞いてきた


「まあ、スコットさんがいたのだろうから、調査のために数を減らしていたのかもしれないな」


「そういうことかもしれませんね」


この階も、レッドラビットだった、やはり魔石しかドロップしなかった


地下3階に降りていくと、ブラックバットが急に襲い掛かってきた、

「みんな、落ち着いて対処すれば、攻撃力は低いと思うから余裕をもって倒せるはずだ」


俺の言葉で、みんな落ち着いてブラックバットの攻撃をしのぎ倒した

キャサリンが、肩に攻撃を食らい思ったより傷が深かった


「キャサリン、ポーションを使うんだ」


ポーションは、基本町なんかで買うと高価なのだから、キャサリンは使うことをためらっていた


「キャサリン、そのポーションは俺が作ったやつだから気にしなくていいぞ」


「え?そうなんですね、ポーションも作ることができるなんてすごいですね!」


「キャサリン、天使からもらったスキル、固定以外は何かもらったのか?」


「私が、巻き込まれた事故の人数は、300人くらいでしたので、固定スキルにほとんどとられてしまって、ほかのスキルや、ステータスに触れす数値がほとんどなかったのです」

「それでも、生活していくうちに自然と身に着けることができるスキルもあるらしいので、頑張ってみたいと思います、ただ、言語理解ってスキルはもらってますね」


「俺は、言語理解も自分で作ったぞ」


「かなり大変だったのではなかったですか?」


「そうだな、その時の魔力のほとんどを持ってかれたからな」

「キャサリン、魔力適正はな、図ってもらわないとわからないらしい」


「もしかすると、魔道具などで魔力に関するものを使用していたら、適性がつくかもしれないがな」


地下3階は、ブラックバットのみだった、ドロップしたのは、ブラックバットの羽だった

ブラックバットの羽がドロップしたので、このダンジョンには、代理者の影響がないのだと思っていた


このダンジョンに入ってだいぶ時間が立ってきたので、食事をして就寝することにしたのだが、俺は胸騒ぎがして、すぐに眠れなかった

眠れなかった時間を利用して、魔道具の武器を作ることにした

事前に、タブレットで、情報を集めていたのだ


「よし、それじゃあ、銃を作ろう」


俺は、SAA(コルト シングルアクションアーミー)と、コルトバイソンの2丁を作成することにした


この世界の鍛冶は、便利である、材料を手に持ち、構造と仕組み、形をイメージするとそれが出来上がる

ただし、剣などは、この方法よりもハンマーでたたいたほうが、強度も出るし切れ味も高くなる

鍛冶の仕方にも、長所と短所がそれぞれにあるのだ


俺は、2丁作り上げた、ただ、通常と形が違うのが、グリップの少し上のところに丸い穴がいくつか開いている子いうところだ

次に、以前手に入れていた火薬を複製し、弾丸を作成した


拳銃の作成が終了した俺は、銃に使用する魔石の加工に入った

魔石の形大きさを銃にあうように加工した

まずは、威力が上がるように、雷をまとわせる

次に、空気の抵抗を減らすため、風を利用する

さらに、殺傷能力を高めるため、火を込める


今回の銃は、レールガンでありさらに空気抵抗がない弾丸が敵に当たると炸裂すように作ってあるのだ

先ほど手に入れた、ブラックバットの羽を利用して、ホルスターとショルダーホルスターを作成し収納した


左脇に1丁、右腰に1丁、左腰に覇者の剣となっている


作成後、怒涛のように眠気が襲ってきたため、すぐに眠りについた


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