ダンジョンへ向けて
おはようございます
ヒョードルを出た俺達は、町の近くの森の近くに来ていた
「よし、この辺なら人がいないな」
「キャサリン、ペガサス2頭誕生させてくれ」
「馬の当てがあるってそういうことね」
「一応、羽は直せるようにしていてくれ」
「わかった、すぐに誕生させる」
目の前にペガサスが2頭現れた
「それじゃあ、名前を決めてあげて」
「ティシュトリヤとアパオシャで」
「ご主人様、どういう意味ですか」
「特に意味はないんだけど、元の世界のある宗教の神の馬の名前だったと思うんだが」
「なんか、すてきだ」
ミミが、キラキラと目を輝かせて聞いていた
こういう話が好きなのかもしれないなと思いつつも
「とりあえず、馬車をつないで出発しよう、ただし、飛ばなくていいからな」
「ティシュトリヤ、アパオシャよろしくな」
「「ブルルル」」
と2頭は反応した
ペガサスが馬車を引いている
ダンジョンから馬車で戻ってきている人はいない
基本ダンジョンに入れるランクがD以上のため、ダンジョンに向かう人が少ないのだ
ダンジョンの入り口についたところで、1人の男性が立っていた
「お前、何者だ、ここへは何しに来た?」
「俺は、クローゼの冒険者のリュウですが」
「おお、すまない、貴殿がリュウ殿か、ギルドマスターのスコットだ」
「あなたがギルドマスターですね」
「一応報告しておきますが、ギルドのカウンターにいた女性、俺達を襲ってきたので、犯罪奴隷として、奴隷商に売られました」
「そうか、あいつが、まあ、俺がギルドマスターになったこと自体気にくわなかったようだしな」
「・・・・・ん?、であれば、今ギルドには誰一人としていないのか?」
「そういうことになってますね」
「ぬお~、急いで戻らなければ、リュウ殿依頼している立場ですが、このままお任せします」
「その馬車を見るだけでも、かなりの冒険者であることは、納得ができますので」
「然らば、ごめん」
スコットさんは、慌てて帰っていった
俺達は、ダンジョンに入る前に、この周りのモンスターが大量発生している原因を特定するべく、活動することにしたのだが、まずは、このあたりに拠点づくりをしようと考えた
このダンジョンは、入り口が、森の中にあり、近くに水場も見当たらない
木も多く、視界も取りづらい状況にあった
ダンジョンの入り口には、門番の部屋が作ってあるが、それ以外は何もない状況だ
ダンジョンの入り口から少し離れたところに、周りの木を倒木して、建物を作ろうと考えたところだ
俺は、魔法で、ミミは、風の鎚で木を倒木した
倒木した木を、みんなで皮をはいでもらった
その木を、マリサと俺で、水分を抜き、シルフと俺とマリサで、火の魔法で、木を乾かしていった
ミミに、土の魔法で、地面を固めてもらい、乾燥した木を俺の(イメージクリエイト)で、建物に変えてしまった
今回の建物は、ロッジ風をイマージしており、丸太のまま使用しています
2階建ての、1階には台所とリビング、2階は、2部屋になっています
ん?誰にそんなに丁寧に説明しているかだって、昔営業していた職業病みたいなものだよ
(イメージクリエイト)と使用したので、あっという間に作ることができたため、建物の周りにわなを仕掛けて今日の作業は終了することにした
ベットは7人分作成したのだが、なぜかみんな俺の布団に寝てくるのだ
「なんでだ?」
俺は、もう1つの部屋のベットに移ろうかと考えて移動していたのだが、みんなにつかまり強制連行されました
そのままベットで寝て翌朝からの探索に注意をすろのであった
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