ビョートルギルド内の陰謀
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掘り出し物探しを終えた俺達は、ギルドへ戻った
「ああ、準備は出来てるよ、これが紹介状だ、連絡も走らせてあるから、この地図のところに行ってくれればいいよ」
「ありがとうございます」
俺達は、ギルドを後にした
しかし、ギルドを出てから後をついてくるものがいる
「ご主人様、何者かがつけてきますわ」
「ああ、それは、わかっているし、この地図の通り進んでいるのに、人気のない場所に進んでいることもな」
「こちらから手を出すな、あくまで正当防衛だけでしか、街中では攻撃するなよ」
少し経つと、人気が全くなくなったところで、急に取り囲んできた
「おうおうおう、いい女ばかり連れて少しは痛い目見たいみたいだな」
「いえ、何のご用でしょう?」
「この状況見てもわからないのか」
「わかってますよ、ギルドからずっとつけていましたよね、だから、俺がAランクってこともあなたはご存じなんでしょう」
20人以上入るとは思われるが、何人かは知らなかったのだろう少し引いている
「クックック、さあ、何のことだか」
「手を出さないのであれば見逃してあげますが、誰か1人でもてを出して来たら全員覚悟はできているんでしょうね」
「ギルド内の内部抗争に巻き込まれるのもむかつきますけど、片づけたら、この地図作ったやつを奴隷商に連れて行ったらよろしいと思いますわ」
「おいおい、お嬢ちゃんこの人数を片付けるだって、あははは面白い冗談だな」
「いやご主人様、ここはおで一人でも大丈夫だ」
「チッ、こいつらわかってないみたいだな、痛い目見てもらうぞ」
襲ってきた
「「「「「ご主人様」」」」」
みんなが俺を守ろうとしてきた
「大丈夫、すでに準備は終わっているから」
すでに、みんなの目の前には、足元から凍りだしている男たちがいた
「なんだ、聞いてないぞ、こいつはただの猛獣使いじゃなかったのか、猛獣1匹さえ何とかすればいいから、余裕だったんじゃなかったのか」
「何の情報もなかったわけだね、二つ名だけで、俺を判断したことが間違いだったな」
「もう間もなく、全身が凍っていく、最後は粉々になるだけだ」
「た、助けてくれ、し、知らなかったんだ」
「俺のことを知らないだけで、襲ってきたことには間違いないだろう」
「報いを受けるんだな、どうせ今までも呼んだ冒険者を、このように襲ってギルドマスターをやめさせるとかなんか考えていたんだろう?」
「いやだ、死にたくない、助けてくれ」
「俺に手を出してきた報いだ、もうすでに手遅れだ、すでに凍っているところは、もう解除しても死んでいるから遅い」
すでに、周りの男たちは、完全に凍ってしまっているものもいるが、すでに全員顔と、胸のところしか残ってない
止めても、凍っているところが砕けるだけ、余計惨たらしく死ぬことになる
「どっちにしても死ぬんだからそのまま死んだほうが、痛みがないぞ」
「ああああああああああ」
「・・・・・・・・・・」
男たちは、全員凍ってしまった
「それじゃあ、ミミごめんけど風の鎚で吹き飛ばしてくれるかな」
「はいだ」
風の鎚で、粉々に吹き飛ばし何事もないように元に戻った
「それじゃあ、ギルドへ戻ろうか」
俺達はギルドへ戻った
「な、どうして、お前たちが、あいつらは」
受付にいたやつは、俺たちが戻ってきたことに驚いていた
「やっぱりお前か、あいつらならもういないぞ」
「な、何の話だ、もういない?」
「ああ、もうこの世にいないんだ」
青ざめていく、カウンターの老婆
「何の冗談を言っているんだ、どうせ金で雇ったとかだろ、おい、お前たちいるんだろう、わしがその倍は出すから出てきておくれ」
ギルドの入り口に大きな声で言っているが、誰1人として反応するものはなかった
「な、な、な、なんでじゃ、おぬし何もんじゃ」
「『白き獣使い』なんじゃろう、そんなんじゃあ大人数でかかれば問題ないはずじゃろう」
「二つ名を決められるとき、大変だったんですよね冒険者になって1日目だったせいで、どういう風に戦うとかが、わからないということで」
「は、はあ、1日じゃと」
「そうですよ、だからその時の候補が、神速、賢者、人外、化け物だったんですよね」
「まあ、もう遅いですよ、すでに魔法で縛ってますので、体動かないでしょ」
「な、な、動かない」
「ギルドマスターが不在なんですか?ダンジョンでも入っているのでしょう」
「いまから、あなたを犯罪奴隷として奴隷商に連れていきます」
受付の老婆は、諦めたようで引きずられ奴隷商まで連れて行った
奴隷商で引き渡すと、金貨5枚渡された
老婆なので値段が安いらしい
俺達は、近くの商店を探し馬車の荷台を購入できるところを探し、購入して翌日ダンジョンへ向かった
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