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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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新たなる出会い 3

新キャラ登場です

クローゼを旅立って3日目、今街道を進んでいるが、人目につきにくいところを走っている

当然この世界には、盗賊はいる

盗賊が現れた時には、ミミの弓で牽制をしているのだが


「ヒャッハー、獲物だ~」

「お頭、女がいますぜ」

「ハア、ハア、ハア、興奮してきました」

「野郎ども、男は殺してしまえ、女は、好きにしていいぞ」


「ミミ、弓で、馬の足元を狙え」


馬の足元に、矢が刺さり、馬は驚いて暴れ始めた

「ぐあ、」

盗賊は1人馬から落ちたが、全員で15人ほどいる

全然引く気配が見えない


「ミミ、あの頭にバンダナを巻いている奴の手を狙えるか?」


「大丈夫だ」

ミミは、宣言通りに狙い打ったが、持っていた剣ではじかれてしまった


「弓だけだから大したことないぞ、野郎どもかかれ」


「はあ、仕方ない」


「ご主人様、盗賊ですので、もし殺しても罪にはなりませんわ」


「そうなのか、それじゃあ」


「エアカッター」

俺は、風の刃を無数に放った


「おう」

「ヒャ」

「がっ」

「うわ・・・・」


次々に倒れていく盗賊


盗賊の頭らしきやつが、嘆きだした

「なんでだ、あの女を捕まえて、れべるっていうのを手に入れたら強くなれるんじゃなかったのか?」


「シルフ、馬車を止めてくれ、あいつを捕まえに行ってくる」

すでに、傷だらけで、しかも落馬の際に両腕を骨折したみたいに、腕がありえない方向に向いている


「おい、お前、今の話を詳しく聞かせてもらおうか?」


「なんでおめえなんかに・・・・痛てえ・・・何すんだ」

俺は、折れている腕を、踏みつけた


「おい、お前勘違いするなよ、質問しているんじゃない、これは命令だ、今すぐに何も言わずに死ぬか、喋って放置されるか、どっちがいい」


俺は、近くの木に無詠唱でエアカッターを放った


「喋る、喋るから殺さないでくれ、俺たちのアジトに、町の酒場で、れべるってのを与えることができるって言っていた女がいたんだ、強くなれるなら、捕まえて言うこと聞かせればいいと思って、奴隷の首輪をはめてさらった来たんだ、それだけだ」


「本当だな」


「本当だ、喋ったから命だけは・・・・」


「ああ、次の命令だ、お前のアジトに案内しろ」

俺は、盗賊のアジトへと向かった


「ここだ、ここが俺のアジトだ」

俺は、盗賊の頭に縄をかけて案内させた


「それじゃあ、確認してくるからお前は、どうだなそこの木につないでおこう」


「みんなはすまないが、ここで見張りをしていてくれ」

俺は、1人で盗賊のアジトの洞窟に入っていった


この洞窟、人の手で掘られたものだった


一番奥まで入っていくと、鮮やかな赤い髪をした、奴隷の首輪をつけられた女性がいた


「大丈夫か?」


「ヒッ、誰ですか?」

女性は、おびえた目でこちらを見て、聞いてきた


「まあ、俺は、盗賊ではないな」


「助けに来てくれたんですか?」


「半分正解だな」


「聞きたいことがあってきたんだ」


「お前は、天使側か、それとも悪魔側か?」

女性は、その一言だけでわかったらしい


「私を殺すのですか?」


「まずは、質問に答えてくれ」


「私は、天使側です」


「そうか、名前は?」


「キャサリン・オールディスっていいます、リーズの出身です」


「リーズ?」


「えっと、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国です」


「それって、イギリスだっけ」


「そうです、イギリスです」


「キャサリン、何歳だ?」


「22です」


「俺より年下か、それじゃあ次の質問だ」


「はい」


「俺の眷属になるか、この場で殺されるかどっちがいい?」


「代理人の眷属化を私が受けるんですか?」


「そうだ、俺の推測が正しければ、それで、相手を殺さなくてもその相手は、倒したことになるのだと思うし、キャサリンが眷属化した相手は、俺が眷属化したことと同じになるはずだ」

「どうする?」


「わかりました、眷属化お願いします」

俺は、キャサリンに眷属化を行い、俺の眷属にした


「キャサリン固有スキルを教えてくれ」


「私のスキルは、幻想生命(ファンタジーライフ)です」

「内容としては、妖精などのファンタジーな生き物を生み出すことができます」


「ある意味、チートだな」

「ただキャサリンは、やってはいけないミスを犯したからこうなったんだぞ」


「ミス?」


「ああ、信頼できない人でも、強くするから助けてもらおうと思って、手あたり次第声をかけただろ」


「はい、そうです」


「まあ、それを聞いていた盗賊がこうして捕まえていたわけだ」


「俺は、キャサリンで6人と1匹だ」


「たぶん同じタイミングで、こっちの世界に来ているだろうから、少ないはずだぞ」


「そうだったのですね、利用だけされるようになってしまったことが問題だったのですね」


「まあ、そういうことだ」

「とりあえず、外に出るぞ」


外に出てきた俺たちは、外の盗賊の頭から奴隷の引き渡しを承認させて移動を開始しようとしたが、ある事に気が付いた

キャサリンの服装が、ボロボロなのだ

キャサリンは、赤い髪に、青い瞳、白い肌、身長は175センチはあると思う

俺よりちょっと低いくらいだが、元モデルかなというくらい、プロポーションがいいのだ

胸は、Fカップ、レイほど大きくはないが、マリサよりは大きく見える


「よし、みんな紹介しておく、今日から仲間になるキャサリンだ」


「キャサリンです、よろしくお願いします」


「たぶんみんなの中で1番レベルが低いと思うから、助けてやってくれ」


「「「「「はい」」」」」


みんなの声が響き渡った

やっと代理者が3人になりました

あと105人もこの世界に来ていることになります

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