新たなる出会い 1
今回は、きりがいいところで切りましたので、ちょっと短めです
俺は、朝からギルドに来ている
なぜ、ギルドに来ているかというと、緊急の依頼が入ったということで、連絡をノートさんからもらったからだ
緊急の依頼というのが、隣の都市ビョートルの近くにあるダンジョンに異変が起こっており、かつ、周辺のモンスターが大量発生しているという2つの依頼だ
今回の依頼は、緊急ということで、重複しそれが失敗しても、罰金などの違反にはならないとのこと
しかも、俺はダンジョン攻略の実績があるため、ギルドから指名依頼という形で、お願いされたのだ
「リュウよ、たのんだぜ、今回指名依頼になっているから緊急依頼の5割増しで、報酬が出るからよ」
「まあ、報酬は気にしなくてもいいんですけどね、しかも今回は、かかる費用は、すべてビョートルが負担するのでしょう」
「ああ、そうだぜ、しかも5割増しは、もし、ダンジョン攻略した場合も適用される、今回のダンジョン異変の調査だけでも、金貨30枚、モンスター大量発生の原因特定でも、金貨30枚、攻略の報奨金は、金貨1000枚それらすべて5割増しが適用される」
単純計算で、1590枚になるのだ
「すべて、手に入れたとすれば、そこら辺の貴族並みに金を持ってることになるぜ」
「依頼は、ちゃんと受けますよ」
「馬車の出発は、今日の昼でよかったんですよね」
「ああ、時間がなくて済まないな、馬車は、ここに来るから待ってるぞ」
「わかりました、準備して、彼女たちを連れてきますよ」
「あ、そういえば彼女たちは、すでに奴隷から解放してあります、今回もし攻略できれば、彼女たちみんなもランクAになるんですよね」
「マジか、お前あっさり言うな」
「まあ、攻略されれば当然、もしお前攻略したらSだからな」
「俺は、上がらなくていいですよ」
「いやいやいや、そういうわけにはいかねえだろ」
「まあ、みんなのために頑張りますよ」
「おう、頼んだぜ」
俺は、準備のために家に向かった