魔道具作成のための準備
今日投稿が遅くなりました
図書館に通い詰めて1か月
相当な数の本の複製を完了した
図書館の受付の人からも、
「今日もですか、勉強熱心ですね~」と温かい目で見られることもあれば、毎日違う女性と来ていたので、殺意の宿った視線を向けられたり、なぜか司書さんが、いつの間にかすり寄ってきていて、彼女達と、言い争いになっていたり・・・・・
言い争いのときは、違う男性の司書さんが来て、女性の司書さんを引っ張って連れて行っていたが・・・
まあ、その努力も今から魔道具を作成していくために必要だったのだ、と心に言い聞かせて、本を確認しだした
まずは、どういった魔道具を作成するかで、必要になる道具が違うということだ、
当然、武器などの装備品の魔道具を作るとしたら、スキルの鍛冶が必要、家具のような設置型を作成しようとすれば、材質ごとのスキル、道具が必要、持ち運び可能な道具を作ろうとしたら、魔力を通しやすい材料が必要になってくる
鍛冶の能力は、イメージされることで作成が可能なので、ハンマーでたたかなくても作成は出来る、ただ、本当に、ハンマーでたたいて作成するほうが、強度も上がり特殊効果も付きやすく、魔道具作成はしやすくなるそうだ
それに、基本的な魔道具であれば、必ず必要となってくるのが、魔力工作液だ
このエーテルリキッドが、高価のため魔道具の価格は、下がらないのだ
エーテルリキッドの材料が、ミスリルと薬草の幻の品質
まあ、なんとこの世界に来て、初っ端で採取できていた材料でよかった
まあ、これを錬金術で生成するのだが、エーテルリキッドが液状のため、錬成するための大型装置が必要となる、固体を液体に帰るのだ、ただ溶けた金属ではない、魔法物質に変えていくのだ
まずは、ミスリルと薬草と水、それぞれ別の場所に入れて
この水だが、ただの水じゃない超精製水を作成しなければいけなかった、この作業だけで、1週間ほどかかったのだが、当然この各種材料は、山のように複製した
エーテルリキッドを作成するための装置、これは、意外にも注文可能だったので、ゴビットさんに依頼をした、金貨50枚で購入した
サイズ的には、縦2メートル、横5メートル、幅1.5メートルというサイズのものだ
この装置に、材料を入れてから錬金術を使用し、起動、作成という流れになっていく
作成中、常に錬金術を使用してないといけない
しかも、錬金術の能力次第で、エーテルリキッドの品質が変わってしまうとのこと
ミミでも可能なのだが、ミミに聞いたら今錬金術のレベルは2ということで、品質が最低近くまで下がる可能性があって、今は、錬金術の修行中だ
まあ、内容はたいしたことはない、武器屋に売ってあった、品質の悪くしかも現状廃棄寸前の中古品の武器から、金属を錬成しなおすというもの
今回中古品を、すべて買い取ったので、1000本以上あるのだ、物によっては、何の材質かもわからない金属がぐちゃぐちゃに混ぜてあるものさえある、しかも、金属が合金になっているならまだしも、まだらにつながっているだけという、なんともお粗末なものだ
武器屋にはほかにも、掘り出し物売り場ってところがあったので、また近いうちに見に行きたいとは思っている
まあ、俺は、錬成を開始した、ただ、初めての作業だから、魔力過剰になったりしたら、爆発なんかの危険性もあるので、スミレにお願いして、この作業スペースに防護してもらった
無事に、エーテルリキッドの作成は完了した、100ミリ作るのに3日かかった、品質は、もちろん最高品質だ、瓶に入れてアイテムストレージに保管してある
通常のエーテルリキッドは、作成するとすぐに使用しないと劣化していくのだとか、品質保持のための魔道具の容器を作成すれば、品質の保持は大丈夫とのこと
俺は、ミミのところから、すでに生成終わっている金属をいくつかもらい、錬金術を使った
合金を作ろうと考えている、アルミニウムと、亜鉛と、マグネシウムと、銅を一緒に錬成を始めた、そう、これは、ジェラルミンの材料なのだ
分量は、よくわからないが、ここは魔法の世界だ、能力次第でどうにでもなる
錬成が終わった名前はジェラルミンに決めていたので、鑑定すると
ジェラルミン;軽くて丈夫な金属
品質:最高品質
「こっちの世界になかったものでも、作成者が名前を決めればその通りになるんだな」
俺は、ジェラルミンを複製し、大きな釜を作成した
あと、銅でも大きな釜を作成した
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