お祭りの後
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お祭り騒ぎが過ぎ去ったころ
「ご主人様、おでとの約束をそろそろお願いしても?」
ミミが迫ってきた
「わかったからちょっと待って」
「みんなにも話しておきたいことがあるから」
「なんですか、主人様」
「みんなに、俺のことで話していないことと、今後について話しておきたいんだ」
「ご主人様のこと?」
「俺の、出身に関してだ」
「俺の能力の一部は、この間話したように、眷属化ができるということ」
「まあ、それ以外にも能力はあるが」
「う~んと、ご主人様、え~と、話は?」
「うん、それでこの能力不思議だと思わなかったか」
「まるで、魔族みたいなとか」
「思いましたけれど、ご主人様は、ご主人様ですわ」
「ありがとう、で、この能力は、天使からもらった能力なんだ」
「・・・・・天使?」
「そう、天使だ、俺は、もともとこの世界の人間じゃない」
「「「「「え?」」」」」
「俺は、もともと住んでいた世界は、魔法とかダンジョンなんかがない世界だ」
「俺は、元居た世界で事故に巻き込まれ、天使と悪魔の戦争の代理人として、この世界に転移させられた存在なんだ」
「・・・・・・・」
「しかも、俺やほかにもいる代理人は、不死ではないが、不老なんだ、エルフより長生きするってことだ」
「みんなを、眷属化したことによってこの戦いに巻き込んでしまった」
「・・・・・・すまない」
「それでだ、今後も含めてみんなを奴隷から解放したいと思うんだ」
「なんでですの?わたくし達がいらなくなったとでもいうんですの?」
「ちがう、そうじゃないんだ」
「じゃあ、なんでですの?」
「まずは、みんなせっかく冒険者になったのに、奴隷のせいでランクが今より上がらなくなってしまっている」
「そんなことはどうでもいいですだ」
「俺は、みんなと一緒にいたい、それは、俺の奴隷としてではなく、俺と対等な立場として」
「え?それってどういう意味ですか」
レイが、首を傾けながら聞いてきた
「奴隷だと、所有物って扱いだろ、そうじゃなくて1人の女性として、それぞれ俺のそばにこれからもいてほしいんだ」
「わたくしとしては、どっちでもいいですわ、でもご主人様がどうしてもっていうなら、それでもいいですわ・・・・・ご主人しゃまが、だいしゅきでしゅ」
マリサが、顔を真っ赤にしながら言ってくれた
「う~んと、シルフは、え~と、あなたの女」
やっぱり真っ赤だった
「・・・・・す、す、す~~~~~~~~~~~」
「ルーリル、無理しなくてもいいよ」
ルーリルは、意識が飛んでしまいそうだ
「おで、ご主人様の女にしてぇほしいだ」
裏声になっていた
「私も、ご主人様のそばにずっといたいです」
「俺は、みんなのことがすいとうから・・・・ごめん、好きだから、奴隷から解放させてくれ」
「「「「「はい」」」」」
俺は、みんなの奴隷の首輪を外した
「それで、ご主人様約束はいつになるだ?」
「ミミの約束って気になってましたの、約束ってなんですの?」
俺は、ダンジョンであったことを説明し、約束のことをみんなに教えた
「ずるい、私も」
「え~と、シルフも」
「わたくしもですわ」
「・・・・・・・・」
ルーリルは、一生懸命手を上げていた
「順番ってわけにはいかないかな?」
「わたくし、最初がいいですわ」
「私が最初」
「おでが、最初に約束した」
「え~と、シルフが」
「・・・・・わたし」
彼女たちは、もめだしてしまった
「わかった、みんなまとめて相手をする」
「でもちょっと待って」
(イメージクリエイト)
俺は、分身を創造した
俺は、4体の分身を生み出し、主寝室にみんなを連れて行った
一つのベットに、彼女たちはすでに服を脱がされ寝かされたいる
そのまま、唇を交わし、みんなと愛し合った・・・・
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