ダンジョンからの帰還
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光が収まると、そこはダンジョン入り口の前だった
「あなた方は?、今どうやって?」
門番は、何が何やらわからず、自分で何を質問しているかもわからず、混乱していた
「落ち着いてください、しばらく前にダンジョンに入った『白き獣使い』のリュウです」
俺の名前を伝えると、少し落ち着きを取り戻したようで
「すいませんでした、しかしどのようにしてここにいきなり現れたのですか?」
「そうですね、ダンジョンの一番奥の宝箱を開けた後にできていた、魔法陣にのったらここに立っていました」
「え?ダンジョンの一番奥って言いましたよね」
「このままお待ちください」
門番は、馬にまたがりいそいで街へ走っていった
30分くらいたつと、馬が2頭走ってくるのが見えた
「おーーーーーーーーーーーい」
遠くからも、ノートさんの声とわかった
手を振り返すと
目の前に馬が止まった
「おめえ、やりやがったな」
「この町に来てから、まだ1か月もたっていねえのに、ダンジョン攻略だ!」
「おい、とんでもないな」
「今から英雄の凱旋だ」
「もうしばらくすると、馬車が到着する、俺が先導するからゆっくり馬車に乗りついてきてくれ、そのまま、町の中をパレードだ」
そのまま、馬車が来るまで待たされた
大体1時間ほど待っただろうか
「それじゃあ、いくぞ!」
ノートさんに先導され、馬車は町へとゆっくりと向かっていった
((わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ))
町に近づくと、大歓声が聞こえてきた
「英雄のお帰りだ」
「神のお使いだ」
など、ダンジョン1つ攻略しただけで、すごいもち上げようだ
「キャーーーーーー」
黄色い悲鳴も聞こえてきた
「英雄様ーーーーーー」
「白き獣使い様ーーーーーー」
いろいろな声援の中、手を振り答えた
1時間くらいパレードして、領主の館についた
俺たちの前に1人の男が待っていた
「ダンジョン攻略おめでとう、私が、クローゼ領主、アルバ・キャンベルだ」
「この町の冒険者が、ダンジョン攻略してくれたことをうれしく思う」
「今回報奨金として、金貨500枚を準備しているから、後でギルドで受け取ってほしい」
「ありがとうございます、これからも頑張らせていただきます」
と、俺は、頭を下げた
「これから。わが町を上げて英雄のための祝勝会を開催するので、みな楽しんでほしい」
((町の衆、これより、冒険者リュウの、ダンジョン攻略祝勝会をかいさいする))
魔法を使用したのだろうか、町全体に声が響き渡っていた
俺たちは、行く先行く先、食べ物や飲み物をどんどん出され、食べれないと、箱に詰めたり、飲み物の樽を渡されたりして、荷物がどんどん増えていった・・・・・
数日この祭りは終わりそうにないな・・・・・
俺は、ちょっとあきれ顔になりながら、ギルドを目指したのであった
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