ダンジョン攻略2
ちょっと今回は長めです
今回ダンジョンだが、マップの作成依頼を受けている
俺は、そのためにスキルにマッピングを創造した
このスキルは、マップを作成するものを指定しておくと、移動するだけて自動的にマップを作成するというスキルだ
空中にマップを表示しても、自分だけしか見えないスキルだと意味がないため、このように創造した
今回は、ギルドで貰った用紙だが、足りなくなる可能性があったため、在庫を100枚まで増やしている
アイテムストレージ内にある用紙にも、マップが表示されているのを確認してから、アイテムストレージにもどした
「よし、みんな今から地下1階の隅々まで確認してから、下に降りていこうと思う、地下1階のモンスターは、それほど強くないだろうけど、気を引き締めて行こう」
「え~と、ご主人様、え~と、布陣としては、う~んと、前と同じ?」
「そうだね、ただ、攻撃魔法は、俺とマリサしか使えないな」
「ミミは、回復魔法は使えるが、回数が少ないな」
俺は、悩んでいた
もう、眷属化について、レベルについて、俺について・・・
彼女たちを眷属化して、レベル上げをすれば間違いなく、彼女たちの力になる
でも、説明して、怖がらないだろうか、化け物と思わないだろうか
俺を、俺を、俺を・・・・・・・・・・
ルーリルが、俺の服を引っ張て来た
「・・・・・こ、こわ、こわが・・・」
たぶん俺の顔が、悩んで怖がっていることを表していたのだろう
必死に、言葉を紡いで、伝えようとしてくれているのだ
どうしてこんな時俺は、チキンなんだ!
と、自分自身に怒りを感じてしまった
そして、少なくとも、彼女たちの力になるであろう
眷属化と、レベルについて説明しようと決めた
「みんな、聞いてほしいことがあるんだ、今から言うことは、誰にも教えないでほしい、どうしてこんなことができるかということについては、また、別の機会に話させてくれ」
彼女たちは、黙ったまま頷いた
「俺は、みんなを強くさせることができる、眷属化という能力を持っている、言葉だけを聞くと、まるで魔族みたいな名前なのだが、この眷属化を行えば、仲間であるというか、俺の部下?・・・しもべみたいになってしまうんだ」
そうまで言うと、俺は、下を向いた
不安でたまらなかったんだ・・・・
すると、ルーリルがやはり俺の服を引っ張った
顔を上げると、俺の顔を笑顔で見てきた
「ご主人様、おでは、お願いしたいだ」
「わたくしもですわ」
「う~んと、私も」
「私もお願いします」
ルーリルは、何度もうなずいていた
「俺の、俺のことが怖くないのか?」
泣きそうになりながら、聞いてみた
「ご主人様、そんな顔して何を言っているのです、わたくしたちは、奴隷であろうとも、奴隷でなかろうとも、ご主人様が、大好きなのですわ」
「そんなに心配だったん?おでたちは、もう、ご主人様が大好きなんだで」
「う~んと、好き」
「そうですよ」
「・・・・・ルーリルも」
もう、我慢ができなくなった、涙が、涙が溢れてきていた
それから、5分くらい俺の涙は止まらなかった
「すまなかった、心配かけた、それじゃあ、みんな眷属化するから」
「眷属化は、俺の体の一部で、直接みんなそれぞれの、体の一部を触るか接触しながら、俺がスキルを使えば、完了する」
「それじゃあ、手・・・」
「ご主人様、お願いがありますだ」
「できれば、キスしてほしいだ」
「そうですわね、キスしながら眷属化できませんこと?」
彼女たちは、目を輝かせながら、俺の答えを待っていた
「う、わかった、ただし順番はみんなで決めてくれ」
そのあと、5人で、壮絶な対決が始まった
(じゃんけんだけどね)
まずは、レイからだ
「ご主人様、お願いします」
眼を閉じて、体を預けてきた
「ん、・・・」
優しく、優しくキスをしながら眷属化をした
「あ、・・・・ありがとうございました」
そのまま後ろを向いてしまった
「・・・・・・ルーリル」
ルーリルが、ズイッと前に出てきた、すでに兜は脱いである
しかも、全身鎧も外している
「・・・・ん~~~」
体を硬直させていたが、そのまま続けた
眷属化が済み、唇を離すとそのまま座り込んでしまった
「次は、おでの番だ」
「さあ、ドンっときてくんろ」
顔を真っ赤にしながら、恥ずかしいのを隠すように言ってきた
顔を近づけていくと
「あ、」
甘い吐息がでてきた
眷属化が済み、離れると目を回して倒れそうだったので、抱き寄せてから寝かせた
「わたくしの番ですわ」
マリサは、自分から抱き着いてきて、そのまま唇を交わした
眷属化が終わるまで、離れないように抱きしめた
「んん~~~~~」
一瞬で終わると思っていたかのように、目を大きく開けていた
「ぷは~~~!」
「マリサ、キスのときは鼻で息をすればいいんだよ」
「ありがとうございました、ご主人様!」
嬉しそうにお礼を言ってきた
「え~っと、シルフいい?」
シルフが確認してきた
「もちろんだよ、おいで」
両手を開いて招き入れた
俺のほうからそのまま唇を交わしたが、シルフのほうから
舌を入れてきた
俺は、びっくりしたがそのまま受け入れた
「チュパ、チュパ」
吸いつかれる音も漏れ出た
眷属化が終わると、トロ~ンとした表情をして、くちからは俺の口にかけて糸を引いていた
「「「「ずるい!」」」」
すでに意識が戻っていたミミも含め、周りの4人からクレームが出た
「また、今度みんなにもするから・・・・」
とみんなをなだめた
「みんな、ステータスオープンって、心の中で思ったら、自分のステータスが確認できるはず」
「たぶんみんなレベル1のはずだよ」
「そうでしたわ」
マリサが言うと、みんな頷いた
「それじゃあ、先に進もうか」
「ガウ」
いち早く、ウィードが答えた
暇だったのだろう
「あははははははは」
みんな、笑いだしてしまった
一通り笑った後先に進みだした
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