表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
31/173

ダンジョン攻略2

ちょっと今回は長めです

今回ダンジョンだが、マップの作成依頼を受けている

俺は、そのためにスキルにマッピングを創造した


このスキルは、マップを作成するものを指定しておくと、移動するだけて自動的にマップを作成するというスキルだ


空中にマップを表示しても、自分だけしか見えないスキルだと意味がないため、このように創造した


今回は、ギルドで貰った用紙だが、足りなくなる可能性があったため、在庫を100枚まで増やしている


アイテムストレージ内にある用紙にも、マップが表示されているのを確認してから、アイテムストレージにもどした


「よし、みんな今から地下1階の隅々まで確認してから、下に降りていこうと思う、地下1階のモンスターは、それほど強くないだろうけど、気を引き締めて行こう」


「え~と、ご主人様、え~と、布陣としては、う~んと、前と同じ?」


「そうだね、ただ、攻撃魔法は、俺とマリサしか使えないな」

「ミミは、回復魔法は使えるが、回数が少ないな」


俺は、悩んでいた

もう、眷属化について、レベルについて、俺について・・・

彼女たちを眷属化して、レベル上げをすれば間違いなく、彼女たちの力になる

でも、説明して、怖がらないだろうか、化け物と思わないだろうか

俺を、俺を、俺を・・・・・・・・・・


ルーリルが、俺の服を引っ張て来た

「・・・・・こ、こわ、こわが・・・」


たぶん俺の顔が、悩んで怖がっていることを表していたのだろう

必死に、言葉を紡いで、伝えようとしてくれているのだ


どうしてこんな時俺は、チキンなんだ!

と、自分自身に怒りを感じてしまった

そして、少なくとも、彼女たちの力になるであろう

眷属化と、レベルについて説明しようと決めた


「みんな、聞いてほしいことがあるんだ、今から言うことは、誰にも教えないでほしい、どうしてこんなことができるかということについては、また、別の機会に話させてくれ」

彼女たちは、黙ったまま頷いた

「俺は、みんなを強くさせることができる、眷属化という能力を持っている、言葉だけを聞くと、まるで魔族みたいな名前なのだが、この眷属化を行えば、仲間であるというか、俺の部下?・・・しもべみたいになってしまうんだ」

そうまで言うと、俺は、下を向いた

不安でたまらなかったんだ・・・・


すると、ルーリルがやはり俺の服を引っ張った

顔を上げると、俺の顔を笑顔で見てきた


「ご主人様、おでは、お願いしたいだ」


「わたくしもですわ」


「う~んと、私も」


「私もお願いします」


ルーリルは、何度もうなずいていた


「俺の、俺のことが怖くないのか?」

泣きそうになりながら、聞いてみた


「ご主人様、そんな顔して何を言っているのです、わたくしたちは、奴隷であろうとも、奴隷でなかろうとも、ご主人様が、大好きなのですわ」


「そんなに心配だったん?おでたちは、もう、ご主人様が大好きなんだで」


「う~んと、好き」


「そうですよ」


「・・・・・ルーリルも」


もう、我慢ができなくなった、涙が、涙が溢れてきていた


それから、5分くらい俺の涙は止まらなかった




「すまなかった、心配かけた、それじゃあ、みんな眷属化するから」


「眷属化は、俺の体の一部で、直接みんなそれぞれの、体の一部を触るか接触しながら、俺がスキルを使えば、完了する」


「それじゃあ、手・・・」


「ご主人様、お願いがありますだ」

「できれば、キスしてほしいだ」


「そうですわね、キスしながら眷属化できませんこと?」

彼女たちは、目を輝かせながら、俺の答えを待っていた


「う、わかった、ただし順番はみんなで決めてくれ」


そのあと、5人で、壮絶な対決が始まった









(じゃんけんだけどね)


まずは、レイからだ

「ご主人様、お願いします」


眼を閉じて、体を預けてきた

「ん、・・・」

優しく、優しくキスをしながら眷属化をした


「あ、・・・・ありがとうございました」

そのまま後ろを向いてしまった


「・・・・・・ルーリル」

ルーリルが、ズイッと前に出てきた、すでに兜は脱いである

しかも、全身鎧も外している


「・・・・ん~~~」

体を硬直させていたが、そのまま続けた

眷属化が済み、唇を離すとそのまま座り込んでしまった


「次は、おでの番だ」

「さあ、ドンっときてくんろ」

顔を真っ赤にしながら、恥ずかしいのを隠すように言ってきた


顔を近づけていくと

「あ、」

甘い吐息がでてきた

眷属化が済み、離れると目を回して倒れそうだったので、抱き寄せてから寝かせた


「わたくしの番ですわ」

マリサは、自分から抱き着いてきて、そのまま唇を交わした


眷属化が終わるまで、離れないように抱きしめた

「んん~~~~~」

一瞬で終わると思っていたかのように、目を大きく開けていた


「ぷは~~~!」


「マリサ、キスのときは鼻で息をすればいいんだよ」


「ありがとうございました、ご主人様!」

嬉しそうにお礼を言ってきた


「え~っと、シルフいい?」

シルフが確認してきた


「もちろんだよ、おいで」


両手を開いて招き入れた


俺のほうからそのまま唇を交わしたが、シルフのほうから

舌を入れてきた

俺は、びっくりしたがそのまま受け入れた


「チュパ、チュパ」

吸いつかれる音も漏れ出た


眷属化が終わると、トロ~ンとした表情をして、くちからは俺の口にかけて糸を引いていた


「「「「ずるい!」」」」


すでに意識が戻っていたミミも含め、周りの4人からクレームが出た


「また、今度みんなにもするから・・・・」

とみんなをなだめた


「みんな、ステータスオープンって、心の中で思ったら、自分のステータスが確認できるはず」


「たぶんみんなレベル1のはずだよ」


「そうでしたわ」

マリサが言うと、みんな頷いた


「それじゃあ、先に進もうか」


「ガウ」

いち早く、ウィードが答えた

暇だったのだろう


「あははははははは」

みんな、笑いだしてしまった


一通り笑った後先に進みだした


いつも読んでいただきありがとうございます

ブックマーク、評価よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ