ふたつ名
一応ナーリヤさんとターリヤさんはヒロイン予定になっていません
ナーリヤさんとの食事を終えた俺は、ギルドに戻った
一応、食事はすべて俺持ちだった
意外と大食い・・・いや、少し多く食べられまして、
何故かナーリヤさんがにらみつけているが・・・
銀貨1枚飛ぶとは、びっくりの・・・いえ、なんでもないです
その足でそのまま3階まで上がった
「おう、査定は完了しているぜ」
「まずは、基本の銀貨33枚、大銅貨74枚、銅貨3枚だ」
「あと、薬草に関しては+αがあるが、金貨10枚だ」
「ギルドカードに振り込みでいいか?」
「屋台じゃなければ、カードで支払いはできるからよ」
「あ、はいそれでお願いします」
「あ、それとランクも上がったぞ」
「Gになったんですね!」
笑顔でそう答えたら
「いや、Cだ!」
「はい?聞き間違えですかね?今Cと聞こえた気がすんですが?」
「おう、そうだ!Cだ!」
「前人未踏だぞ、最短及び最速飛び」
「冒険者1日目で、おかしいことは間違いないな!」
「Cランクになったから通常ふたつ名がつくんだが・・・」
「何か問題でも?」
「最短すぎてお前がどういうやつかよくわかっていないのに考えないといけなくて、頭が痛いんだ!」
「一応候補はどうなっていますか?」
「えっとだな、『神速』、『白き獣使い』、『人外』、『化け物』なんかが今の候補だな」
「まずは、後ろふたつは論外ですね!、神速は意味が違いますよね!、そうなると『白き獣使い』ですかね?」
「他にはないんですか?」
「えっとだな、『賢者』!」
「それって、魔法のせいですよね?」
「まあそうなるな!」
「それじゃ、『白き獣使い』でお願いします」
「わかった、ギルドカードに記録するぜ」
中二病みたいなふたつ名になってしまい、少し落ち込むのであった