元奴隷の彼女達の悩み
ーレイー
ご主人様、国王になったけど私これからどうすればいいのかな?
一応、国のみんなからレイ様って呼ばれてるけど、立場的にどうなのかな?
ご主人様の正室?・・・ううん、側室?う~ん?
どっちでなくてもいいかな!
これからもご主人様のために!うん、やっぱりこれかな、みんなとも話してみよう!
ーシルフー
う~ん、この間は怒られちゃった。
ご主人様に、え~と、言われたはずなのに、次も何か命令してくれるかな?
え~と、シルフちっさいから出来ることも少ないし!
何かご主人様のために、う~ん、みんなに相談。
ールーリルー
ルーリル、話すの苦手なのに、ご主人様はいつでも理解してくれる。
ウフフ、嬉しいな。
でも、ご主人様国王になったから、命令できる人増えてしまって、もしかしてもうルーリルいらない?
どうしよう・・・・・?、これはみんなに相談しないと。
どうやったらご主人様の役に立てるか!いそがないと。
ーミミー
ご主人様、このところ忙しいだな。
あまりご主人様の役にたってないような気がしてるだ。
錬金術もチリンのところでもしてるだ。
なにかこれといって取り柄もないだ。
しかも、おでが1番年上だ~。
何かご主人様の役に立てることはないだか~?
みんなに相談しないといけないだ。
ーマリサー
ご主人様に誉められましたわ。
でも、このところご主人様の近くにいる時間が少ないような気がしますわ。
メイドもかなり増えてますし、そのメイドを指導しているのはわたくしですし、指導が終わった子は、ご主人様の身の回りの世話をしてまたわたくしが近くにいなくなってますわ。
これは、何とかしないと!
何かいい考えが・・・・・浮かびませんわ。
みんなに相談しませんと。
「みなさん、相談がありますの。」
「相談があるだ。」
「・・・・・・相談」
「う~んと、相談、え~としたい。」
「ねえ、相談できる?」
何故か全員食堂に集まったようだ。
食堂で掃除をしていたメイドが驚いていた。
「このところご主人様のそばにいる時間が減っているように思うのですわ。」
「確かに、ご主人様の役にたててないとも思うだ。」
「え~と、どうしよう?」
「私もどうしたらいいのか?」
「・・・・・一緒」
「この間のダンジョンは、全員ではありませんでしたわ。」
「役にたたなくなったら、おで達、おで達・・・」
「え~と、ご主人様、う~んと、捨てられる?」
「それは、嫌ですわ。」
「・・・・・・・」
ルーリルは、無言ですでに泣いている。
「今から私達、ご主人様のところへ行くですよ。」
レイがみんなに告げ、それに全員が頷いた。
時間はすでに夜、もうすぐいつも就寝しそうな時間帯である。
((コンコン))
「ご主人様失礼しますわ。」
俺の寝室に彼女達5人が入ってきた。
いつもだったらシルフあたりが、直ぐにでも飛び付いてくるのだが、今日は誰も飛びかかってこない。
「どうかしたのか?」
神妙な顔をしている5人に対して、俺は聞いてみた。
「わたくし達このところ全然役にたってないと思うんですわ。」
「それて、おで達どうしたらいいか悩んでいただ。」
「う~んと、どうしたら・・・・」
((バタバタバタ))
「リュウく~ん」
「リュウ様~」
「リュウ」
嵐とキャサリンとスミレがシルフがしゃべっている途中で、部屋に駆け込んできた。
しかも、嵐はそのまま俺に飛び付いてきた。
「えへへへ、今日は1番だ~。」
「嵐ずるい、私も抱きつく。」
キャサリンまで、反対側から抱きついてきた。
「嵐もキャサリンもずるい。ちょっと退いて。」
スミレまで騒ぎだした。
マリサ達が、何か悩んでいるようだったのだが、この話を折るようになってしまっていると思い、彼女達を見てみたら。
何故か5人とも手をウニウニしながら、俺に近づいてきていた。
「ご主人様、おで達も。」
「・・・・・ルーリルも」
「ちょっとまて、わかったから、いつも通りに分身するから。」
先に3人が抱きついている状況は、すでに我慢出来なかったようで、そのまま俺は揉みくちゃにされた。
揉みくちゃにされつつ、分身してそれぞれと抱き合っていったのだった。
それにしても、彼女達は何を相談したかったのか、結局わからないリュウであった。
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