建国に向けて
すいませんこのところ一定で更新できなくて
内容がまとまらず書いては消しの繰り返しです
頑張りますので今後ともよろしくお願いします
アシュの提案によりいきなり国を手に入れてしまったわけだが
「リュウ様、申し訳ありませんでした。このくらいしまくらないとこの国をよくすることは出来ないと判断しまくりましたもので」
深々と頭を下げているアシュに向かって
「そんなに気にしなくていいよ。国の代表になったものがあまり人前で頭を下げないほうがいいぞ」
俺は、カリスマ性などは自分にないから、なんともいいようがないが、指導者が頭を下げているのは、う~ん、なんて言ったらいいんだろう、なんともまとまらないが、よくないっては思うんだよな
それでもアシュは、
「いやいや、私を導いて、尚且つこの国を救いたくってくれて。それでいて、私の急な提案を何も言わずに受け入れまくってくださって、恩人、いや、大恩人に頭をさげたとして何がいけないのですか?私はどんな時でも当たり前のようにふんぞり返りまくりだった父が嫌だったのです。私は、城を飛び出しいろいろな人と接して、いろんなところを見てきました。ですから、今までのこの国を変えることが出来そうなこのチャンスを逃すわけにはいかないのです。」
思うところがあったのだろうか、すでに目には涙を貯めていて、今にも溢れてきそうであるし、話に筋は通っているようにも感じるが、元の話からは完全にそれている。それに、まだ何か言い足らないみたいだが、言葉が出てこないみたいだ。
「わかったから、アシュがやりたいようにやったらいいよ。俺達も応援するからな」
俺は、アシュの頭を軽くポンポンっと叩いた。
そこでアシュは、我慢の限界に来たのだろう。急に大きな声を出して泣き出してしまった。
この部屋には、今は俺達とアシュしかいない。
アシュの泣いている顔を見て、俺は、アシュの顔を俺の胸に引き寄せた。
アシュは、そのまま俺に抱き付いて泣いていた。
しばらくして、落ち着いたアシュは、顔は真っ赤になっているが、
「た、大変、ご、ご、ご迷惑お、お掛けしました。」
いや、全然落ち着いていなかった。いつもと口調も違うし、どもっているしって、まあ、そのへんは置いといて
「それでアシュ、建国するに当たって俺達はどうしたらいいんだ?」
「あ、はい、まずは、王都をどうするか決めまくらないといけないですね、フンドでもいいと思いますが、城を作り直しまくらないといけないでしょう」
「それであれば全く別に作った方が良さそうかな?」
アシュの言葉を聞いて導きだした考えだった
「そうですね、それが1番早いかと思いますが、職人などを集めまくっても、城だけでも数年かかりまくると思いますが・・・」
アシュが申し訳ないように言ってきた。
そうだった、アシュは知らなかったのだ、フンドの町が俺の魔法で出来上がったことに
「ああ、その辺は俺が何とかするから気にしないでくれ。アシュには頼みがある。」
俺が急に頼みと言ったため、驚いた顔をして
「はい、なんでしょうか?」
「お願いというのはな、ファン・デ・ノヴァの住民に、新しく建国される国に移住したい人がいないか、お触れを出してもらいたい。移住費用は、個人負担で、ある程度希望者が多ければ、同じ日に出発出来るようにはしたいが、日にちは未定で。で頼みたいんだが」
まあ、新しく王都を作っても城だけで、住民がいないのもな
「そんなことでしたか、それはすでにシルビアが準備しまくってますよ。それと、国の名前を考えておいてください。お触れも、国名未定で出しまくってますから」
そうだった、基本的なことを忘れていた。何にしよう・・・
まあ、後でみんなと相談だ。あと城のイメージと城下町のイメージをどうするかもみんなと相談しようと思った。
それから、アシュと新しい国に必要そうなものを確認をして、俺は、城の中に準備されていた寝室に向かった。
寝室で、準備されていた服を着替えて夕飯の時間になったのでと、メイドが呼びに来た
「お食事の準備が整いましたので、ご案内させていただきます」
俺が部屋を出ると、他のみんなもそれぞれ部屋から出てきた。城の中では、それぞれ個室になっている。それでも宿屋の大部屋よりも広いのだ。
それだけの広さがあって、尚且つ久々の1人ということで、何か落ち着かない感じがするのだ
まあ、それからメイドに食堂へ案内された。
そこには、すでにアシュ、サルスーン、シルビア、アルバ、ウィキ、スヒールモニコーフや貴族達が揃っていた
ただそこにはドールの姿はなかった
すぐに食事というか、パーティーが始まった
中には、国を移動するか悩んでいて俺と話をしたいと考えているやつもいれば、自分の娘などを俺に紹介しようとしてくるものもいる。
まあ、後半の方は、彼女達が話途中で割り込み紹介できたものはいなかったのだが
それでも、国をいい方向に向かわせたいというアシュの考えをここにいる全員が理解できているようで、アシュの話が出る時には、アシュを支えていきたいというような言葉を多く聞かせてもらった
いい家臣をもったなとアシュの方を向いて、微笑んでいたのであった