表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
122/173

フンドに戻ってから

いつも読んでいただきありがとうございます

ビューティーやアシュ達を助けて、フンドへと移動してきた俺達は、


「ねえ、聞きまくってもいい?」

アシュは、何が何だか把握出来ないでいたので、確認しないと落ち着くことも出来ないでいるようだった


「まあ、聞いていいけど、まず現状だけ簡単に説明してからにしようか。まず、ここはフンドの町だ。正しく言えば、フンドだった町だがな。そこに魔方陣で転移して来たって訳だ。それと、このフンドは全て俺の所有地になっているからな」

俺が、かなり間をはしょって説明をした


「まって、まって、全然わからないし、フンドの町に来たってことぐらいしかわからないし」


「そ~ね~、フンドに来たこと以外何も説明してないしね~、あと、この町がなぜか知らないけど~、あなたの所有地であるってことぐらいね~」

ビューティーもやはりわからなかった


「そうですわ、その説明はわかるわけないですわ。わたくしの方から説明させていただきますわ」

マリサが話を割って入ってきた


それから説明を丁寧に説明していた。

まあ、説明していたのはマリサですけどね、その説明だけで、その日は深夜まで説明が続き、終わったころには空が白くなってきていた


「まあ、大体はわかったわ~、それで私たちはこの町で何をしていたらいいの~?」


「それは、今からゆっくり睡眠をとってから話しましょう、さすがに俺も眠いですよ」

マリサ達にビューティーとアシュを客間に案内させ、先に寝室に行って眠りについた


俺が起きたのはすでに日も高く正午は過ぎているものと思われた

「ふぁ~、おはよう」


「おはようございますだ、ご主人様。もうすでに村人たちが、この屋敷前に集まっているだよ」


「わかった、俺がみんなに説明する」

俺は屋敷前にいる村人の前に出ていった


「みなさん、ゆっくり休めましたか?元いた村は、チンピラたちのせいですべて焼け落ちてしまいました。これからは、ここの町で生活していただいて結構です。ここの町はすべて俺の私有地になっています。これから皆さんは、農業をするか、商人になるか、ダンジョンが近くにあって食料がドロップされますので、冒険者になるかを選んでもらいます。あっ、1つ注意点ですが、家族全員が、冒険者になるとか、商人になるとか強制はしません、家で待っている人がいてももちろん結構です。それと、冒険者になる場合は、俺が新たなる力を与えます。武器ももちろんそうですが、それ以外もあります。それとこの町は、元々フンドの町になります。この町はすでに国から放棄されてますから、国からの税金はありませんが、それぞれの生活が軌道に乗ってくれば、家賃だけはいただきます。農業の方も、出来た農作物は、ギルドで買い取りをしますので、どんどん持ってきてください。他に呼びたい方がいれば、呼んでいただいても結構です。え~ここまでで何か質問がある方はいますか?」


「ちょっといいかの、助けていただいて申し訳ないが、わしらまだあなた様の名前も聞いておらなんだ、出来ればまずお名前を聞かせていただいてもよろしいか?ちなみに儂は、前の村で村長をしておりました。ギージドと申します。種族としては、エルフになります。わしは、年齢は847歳になります。年齢と見た目が合わないとも思いますが、よろしくお願いします」

そうなのだ、このギージドさんは、見た目だけで言うと20台に見えるのだ


「そうですね、自己紹介が遅れました。俺は、クローゼの冒険者で。『白き獣使い』のリュウといいます。一応ランクはSです。」

俺が、村人に自己紹介すると


「「「「「「「「「「おお~」」」」」」」」」」


「噂はこちらにも流れてきておりました。いくつものダンジョンを攻略された、超新星の冒険者のリュウ様でしたか。それならば、今回の結果にも納得がいきました。それでは、それぞれの家族のものと話し合いさせていただいてもよろしいでしょうか?明日にでもわしら結論を出して、リュウ様にお伝えさせていただきます。」

村人全員が、俺に向かって頭を下げていた


「それで結構ですよ、この町にもちゃんとギルドがありますので、もし手紙を出したい方なんかは、ギルドへ預けてください。」


村人たちは、それぞれ休んでいた家へと戻っていった


ビューティーとアシュが俺の前に進んできた

「あら~、今回は本当に助かったわ~、それであたしたちは何をしたらいいのかしら~?」


「そうですね、他の村人と一緒でもいいですけど、出来たらこの町の管理をお願いしたいと思いますが。宿屋でも結構ですし、他の商店なんか行っていただいても結構ですので、この町をお願いしたいのですが、それと、村の冒険者になる人と同じように、新たなる力を身に着けていただきたいのです。具体的に言うと、俺の眷属になって、魔法も覚えてもらいます。」


「え?魔法なんて覚えられるわけないし。今まで適性がないって言われまくってきたから、これは間違いないし」


「まあ、その辺は大丈夫です。俺の眷属になればその辺の冒険者より強くなることが出来ますから」


「どんだけ~、本当に常識外れのことばっかりだけど~、あなたの今までの功績を噂で聞いた限りじゃ、嘘はないんでしょうね~、わかったわ、私あなたの眷属になるわ。ああ、それと、商人は何でもいいの~?私出来れば、服飾をしたかったのよ~、今着ている服も自分でデザインしたものなのよ~、それもいい?」


「仕事は、好きに選んでいただいて結構ですよ、今後村人の中にも必要になってくるでしょうから。必要な材料なんかは、ギルドのリーリアさんに言ってください。俺が、伝えておきますから」


「それじゃあ、アシュも好きなことしまくっていいの?いろいろありすぎて迷いまくってしまうよ~」


「焦らなくても時間はありますから、しばらくはビューティーさんの手伝いでもしながらゆっくり考えたらいいんじゃないですか?ただ、この町の管理はお願いしますね。普通の領主みたいな仕事ではありません。俺への連絡役と思ってもらえばいいですから」


「わかりました、それじゃあアシュもよろしくお願いしまくります」


そのあとすぐにビューティーとアシュは眷属化を受けて、全属性を付与しておいた。それと、タブレットをそれぞれに渡して、いつでもメールできるように教えておいた。

タブレットをある程度使いこなせるようになったら、嵐とキャサリンとミミと一緒に、浅いダンジョンにレベル上げに向かってもらった

アシュは、城で幼い時からショートソードを習ってきていたので、ミスリルのショートソードに水の属性を付与して渡しておいた

ビューティーは、鞭を使えるとのことで、ミスリルの短剣に木の属性を付与しておいた。鞭が短剣の先から出すことが出来るように細工しておいた

アシュのショートソードは、水の属性は付けてあるが、用途を決めていないので、アシュ自身でイメージして好きに能力を伸ばすように伝えておいた


マリサのスタッフも併せて作り直すことにしたのである。ミスリルだと複数の魔法に耐えることは出来るが、自壊してしまうので、今回はビョートルで手に入れていた黒雷龍の杖と、ミスリルを合わせて使用することにしたのである

黒雷龍の杖とミスリルを錬金術で融合させていった


黒龍の雷鋼:龍の力を持った雷をその内に秘めた幻の鋼材

この鋼材は、破損が起きても自己修復しようとする。龍の力により使用した魔法の力を最大数十倍に上げることも可能になる


おれは、この黒龍の雷鋼を鍛冶と錬金術を併用して、スタッフに変えていった。以前と同様にすべての属性の魔石もスタッフにセットすることも忘れずに


ドラゴンスタッフ:何が起きても壊れることがなく、使用者の能力を引き上げることが出来る、意志を持ったスタッフ


「創造主よ、私はどうしたらいいでしょうか?」

すぐにドラゴンスタッフが頭に直接話しかけてきた


「ああ、お前は俺の仲間のマリサに使ってもらう」


「承知仕りました。末永くよろしくお願いします」


「ああ、頼りにしているからな」

俺は、マリサに出来上がったばかりのスタッフを渡して、意志を持っていることを伝えたのだった


この度HJ大賞2018とOVL大賞5に応募することにしました。

処女作で無謀かもしれないことは重々承知していますが、どういう評価を受けるのか気になってしまい応募することにしてみました。

今後とも連載していきたいと思いますのでよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ