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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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フンドへの帰還

遅くなりました

体調不良で寝込んでいたもので、まだ体調が思わしくないですが、頑張ります

フンド郊外のダンジョンの攻略が終わった俺達は、フンドまで戻っていた


「この町どうしようか?」

俺は、国が放棄したこの町の所有権を俺自身に変更してもらい、町を作り直したのだった


「そうですわね、これから冒険を続けるのにこの町の管理ができませんものね」


「そうなんだよ、領主が存在しないから管理してくれる人がいないからね」


「とりあえずギルドに行ってから郊外のダンジョンをどちらとも攻略したことを報告したほうがいいと思いますわ」


「そうしようか」


俺達はギルドへと向かった



ギルドへ入ると、

「ああ、これは『白き獣使い』のリュウ様ようこそおいでくださいました」


「ああ、どうもこんにちわ、リーリアさん」


「今日はどういったご用でございましょうか?」


「一応郊外のダンジョン攻略しましたんで報告とですね、あとちょっと相談があるんですが」


「ダンジョン攻略ですね、どちらの方を?」

リーリアさんは、にこにこしながら聞いてきた


「え~と、両方ですね。浅い方と深い方両方攻略してきました」


「さすが『白き獣使い』様ですね。こんな短期間で攻略された方などきいたことありませんよ」


「そうですか、まあ、そんなに深くなかったので」


「そうでしたか、で、ご相談とは?」


「はい、この町の管理についてですけど」


「はあ、この町はすでにあなた様の私有地ですからね」


「はい、それでこの町にずっと滞在するわけではないのでどうしたらいいものか?」


「ああ、そういうことですか。たしかに誰かに管理してもらわないと大変でしょうから」


「そうなんですよ、どこかに管理してくれる人はいないですかね」


「まあ、これだけの私有地管理するとしたら、それなりの後ろ楯がある人や組織に所属している人がいいでしょう」


「そうですね、どこかに心当たりはないですか?」


「う~ん、すいませんこれといって・・・」


「ご主人様よろしいですか?」

マリサが、横から声をかけてきた


「なんだ?」


「はい、それではギルドに管理してもらったらどうかと思いますわ」


「たしかにな、この町すべての所有権が俺ならば、このギルドの土地も俺の名義かな?」


「確かにそうなっていますね。もともと国の土地を無償で国のほうからお借りしていた土地ですので」


「それであれば、この土地を貸し出す対価としてこの町の管理を依頼してもいいかもな」


「は~あ、わかりました、この町からギルドをなくすわけにもいきませんし、ギルドマスターもダンジョンでなくなっていますので、決定権は今一時的にですが私にありますのでお受けいたします。」


「よかったですお願いします」


「それでは私のほうからいくつか確認があります」


「はい、なんでしょうか?」


「この町を運営していくとして、税金みたいなものはいかがいたしましょう?」


「そうですね、しばらくは税金はなしでいいかとは思いますが、ある程度復興すれば、家賃と税金を徴収してください。そのお金でギルドの運営と、町の運営をお願いします。」


「町の産業が何もない状況になっておりますので、どういったことを住民にさせたらいいでしょうか?」


「そうですね、周りの土地が余っている状況ですから、農業をさせるようにしてください。それで、ある程度のものは、ギルドで買い取るように住民に伝えてください」


「すいませんが、今のギルドに買い続けるだけの資金がございません」


「わかりました、どのくらい資金があればいいですか」


「そうですね、黒貨1枚分でもあれば十分かと」


「黒貨1枚そのままでもいいですか?」


「え?黒貨ですよ?」

リーリアさんは、目を点にして聞いてきた


「ええ、黒貨でしょ、黒貨であれば100枚くらいって言われても全然大丈夫ですけど」

今度は、アングリと口を開けている


「冒険者でどうやったらそこまで稼ぐことが出来るのですか?」


「まあ、カジノでちょっと・・・」


「はあ、聞いた私が悪かったです。でも、黒貨がそのままあっても使えません。出来たら、銅貨、大銅貨、銀貨、金貨にしてくださるとありがたいです」


「わかりました、それでは出しますよ」

おれは、銅貨、大銅貨、銀貨は持ち合わせが少なかったので、この町のためとその3種を複製した

銅貨100000枚、大銅貨10000枚、銀貨10000枚、金貨10000枚をカウンターに出した


「ちょっとこれは多すぎますが、黒貨1枚を超えてます」

まあ合計したら黒貨1枚、白銀貨1枚、金貨1枚、銀貨10枚分になっている量だった


「まあ、これで足りないことはないでしょう」


「わかりました、こちらの金額を何に使ってどれだけ残があるか確実に記録を付けておきます」


「よろしくお願いします。ああ、それと、一応中央の俺の家から妖狐族が出てくることがあると思いますが、ここにいるチリンの同族ですから俺の仲間で間違いありませんので、その辺よろしくお願いしますね」


「わかりました、ではこのチリンさんもこの町にいらっしゃることがあるということですね」


「まあそういうことになります」


「わかりました、その辺もしっかりしておきます」


「よろしくお願いします」


ギルドを後にして俺達は家へと戻った


「チリン、この家とコモンズの家をつなげておくから、こっちの家の管理も任せたぞ」


「ご主人様、承ったでありんす。いつお帰りになってもいいようにきれいにしておくでありんす」


「頼んだ」

俺達は、翌日フンドを後にした



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