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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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フンド郊外のダンジョン攻略 10

すいません、投稿が止まってしまいました

暫しの休憩をはさんで更に攻略を再開した


「今までで1番深いダンジョンだな。あっ嵐に作ってもらったダンジョンは別だぞ」

地下7階の探索を続けながら俺が呟いた

今までのダンジョンで一番深かったダンジョンはクローゼのダンジョンだからだ地下7階が最高なので、すでに今地下7階にいるということは地下8階は確実に存在していると判断できるからだ

ただ、短期間でダンジョンを複数作成しているところを見ると、そこまで深いものではないとも思われてしまうのであった


それからしばらくして、地下7階を捜索を終えた俺達は、すぐに地下8階へと向かった

予想通りこの階が最終となっていた、今俺達がいるのはボスの部屋の前だった


「みんなボスの部屋だから気を付けていこう」


「「「「「「「「はい」」」」」」」」


((ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ))


ボスの部屋の重苦しい扉が開いた

そこには、

アイアンバイソン:Lv90

見た目にわかりやすいモンスターだった

その名前通り、体を金属で形成されており、レベルよりもその金属による攻撃力と防御力に注意が必要と思われるし、大きさとしてもビックバイソンとさほど差がない大きさだった

ただし、数は今までと比べると少ない数だった

少ないといっても7頭はいるので、チリンを戦闘させるには問題があると思われた

するとマリサから


「ご主人様、わたくしも合成魔法を使ってみたいと思いますわ」


「大丈夫か?それぞれ別の魔法を一度に使うことになるんだぞ」


「ええそれは、このスタッフを使いますので、ご覧になってください。」


「わかった、それじゃあ、俺達は時間稼ぎをしたらいいな」

おれは、マリサを信じてその場を任せることにした


「ええ、お願いしますわ」


マリサは、スタッフを両手でつかみ自分の前に立てる感じで持っている

そのまま目を閉じて、スタッフの先端をアイアンバイソンに向けた


「わたくしの力をここに示す」

スタッフの魔石が光りだした

「青い光その光はすべての者を洗い流す」

水の魔石がひと際輝きだした

「黄色い光その光はすべての者を貫く」

雷の魔石がひと際輝きだした

「白き光その光はすべての者を優しく包む」

風の魔石がひと際輝きだした

「黒き光その光はすべての者を包み隠す」

闇の魔石がひと際輝きだした


そこで、スタッフに異変が起こりだした、

((ビキッ))

スタッフに亀裂が入ったのだ


でも、マリサは詠唱のほとんどを終えていたようだ、


「行きます」


邪を消す黒き玉(デスボール)


スタッフの先端から黒い球がアイアンバイソンに向けて飛び出した


その黒い球(デスボール)は、そのままアイアンバイソンにぶつかると、その巨体をもろともせず1体また1体とその球の中に吸収していった


全てのアイアンバイソンを吸収したと思うと、急に大きくなった

大きくなったデスボールの中にはアイアンバイソンがうっすらと見える


ただ、まっすぐ立っているわけではなく球の中でかき回されているみたいだ、しかも刻まれ焼かれながら

しかし、アイアンバイソンは体を金属で構成されたモンスターのため、刻まれているのだが時間がかかっていた

マリサの手にあるスタッフが今にも砕けてしまいそうである

俺は、マリサの後ろに回りマリサを包み込むようにマリサの手に俺の手を重ねた


俺は、スタッフに何とか自壊を遅延させるために魔力でコーティングした

それと合わせて、マリサの魔力が枯渇しないよう魔力をマリサにも流した


しばらくすると、デスボールの中のアイアンバイソンは粉々になってしまった


その時、ブラックボールが割れたのと同時にスタッフも砕けてしまった


((バキ~ン))


それとマリサの体が、俺に倒れてきたのである


「だいじょうん・・・」


マリサが俺にキスをしてきたのだ

マリサから唇を離して


「ありがとうございますわ、ご主人様。それと、こちらは、申し訳ありませんでしたわ」


マリサは、手の中に残っていたスタッフを示している


「ああ、それは別に構わない。とりあえず魔石だけ拾っといてくれるか」


マリサは、魔石を拾い出した


その時、急に俺の背後に別の気配がした


まずいと思って少し体を横に動き出した時点で、俺の意識は飛んでしまった


今後ともよろしくお願いします

祝30000PV突破、4400ユニーク突破です

これも、日ごろからの皆様のおかげであります

このところ感想をいただいて、参考にさせていただいております

何かご意見でもありましたらよろしくお願いします

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