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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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フンド郊外のダンジョン攻略 9

いつも読んでいただきありがとうございます

ルーリルがチリンと仲直り出来たので、というより勘違いがわかったので、引き続き地下6階の攻略を続けた

この地下6階は、思ったよりも広く攻略に時間がかかっていたのだが、ブラックバイソンが1度に出てくるの数は少ないが、出会う回数は、非常に多かった。しかもドロップがパテが出てくるのである。


「は~あ、キャサリン、この代理者絶対にハンバーガーの材料をドロップさせてるよな」


「そうでしょうか?」


「何故だ?」


「それであればバンズをドロップさせて、あとはピクルスやケチャップなどをドロップさせたらいいと思いますが」


「そうか!それであればパンの材料ということか。パテはついでかもしれないな」


「それじゃあ、代理者は日本人かもしれないな」


「その話はそうかもしれませんけど、こちらをどうかしてくれませんか?」

レイが話に割り込んできた


「ああ、すまない」

レイの後ろには、落ち込んでいるチリンがいた


先程の話でルーリルは理解はしているものの、いざ行動をするときになると、先に体が動いてしまいチリンが手を出す前に倒し終わってしまうのだった


他のメンバーとルーリルで倒しに行ったら、そんな結果にはならないのだが、どうしてもチリンと一緒の時にだけ同じ結果になるのだった


「チリン試しに、他のメンバーと一緒に倒してみような」


チリンは、少し顔をあげて

「わかったでありんす」


ミミと一緒に行かせてみてわかったことは・・・


チリンとのレベル差が大きくて、他のみんなが普通に動いている状態で、チリンはやっと1頭倒すのが精一杯だということだった


「まあ、チリンは眷属になってからの時間が少ないからな、他のみんなと比べるほうが難しいのかもしれないな」


チリンもそのことは身に染みてわかったらしいが、いいところを見せようと思っていたのだろう。自身の成長がほかにまだまだ追いついていないことは今後の成長に繋がるのではないかと俺は思っている

地下6階を攻略し、地下7階に降りてきた俺達は、一面の草原に驚いていた。何に一番驚いていたかというと、この階の天井に空があるのだ、疑似空間だとは思うが、心地よい風とここちよい日差しで、ダンジョンの中にいることを忘れてしまいそうな雰囲気がするのだ


「こんなダンジョン聞いたことありませんわ」

一番物知りなマリサでさえこんなダンジョンについて聞いたことがなかったらしい


離れてところに、牛が放牧されているのが見えている

さすがに離れすぎているので、鑑定ができていない

見えているところに向かって歩いているのだが、ブラックバイソンの大きさから推測できる距離はすでに歩いているのだが、まだまだ到達できていない

更に同じ距離歩いたところでようやく見えてきた


ビッグバイソン:Lv77


ブラックバイソンでも通常の闘牛の倍の大きさはあろうかという大きさだったのに

ビッグバイソンはその更に倍はあるかという大きさなのである


レベルは低くとも、この大きさがあるため簡単に倒すことが出来ないだろう


ミミとシルフとウィードが飛び出していった

群れでビッグバイソンはいるため、レイとマリサは魔法を準備しだした、嵐とキャサリンはマシンガンで遠方から攻撃していった。ルーリルは全身に風の魔法をまとい、尚且つチリンを抱えて飛び出していった


俺は後ろから


「地の力をここに、風の力をここに、火の力をここに」

俺の目の前に、それぞれ3つの力がそれぞれ回っている

「その力、その理を外れ、新たなる力を示すもの」

3つの力が1つになろうと連なるように回っている

「その力まとまりし時、新たなる理を持ち、悪しきものの邪を祓わん」

すでに1つの光が、目の前にまとまり強い光を放っている


「今、その力を解き放つ」


闇をも打ち砕く流星(メテオ)


俺の目の前から、真上に向けて光が消えたと同時に、天井に異空間が発生した

その異空間から、流星群がまっすぐに落ちていった


((ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ))


以前メテオを使った時とは魔力の込めた量が違うため、跡形もなくなるまで流星群が降り注いだわけではなかった

それでも、他の魔法とは魔力の消費量は段違いに多いため、倒し終わった俺達はしばらく休憩することにした


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