フンド郊外のダンジョン攻略 7
全然ストックがありませんので、毎日更新が難しい状況ですが頑張りたいと思います
マリサ達は、すでにかなり疲労しておりマリサの魔力も尽きかけていた
「はあ、はあ、はあ、嵐大丈夫ですの?」
「何を言っているんだい、僕は大丈夫だよ。はあ、はあ、はあ、はあ」
何とか、ダークミストのおかげで認識できないため、攻撃は止まっていたが、すでに広域殲滅魔法は使える魔力は残っていなかった。
「なんとか、数は少し減っては来ましたわ」
「そうだね、何とかなるかな?」
すでに、ポーションもすべて使い果たしており、回復手段もすでにない状況なのだ
「このまま、待つしかないですわね」
2人が、攻撃をあきらめたその時
「ファイヤーバード」
2人の目の前を、炎の大きな鳥が通過していった
それを見た、嵐はダークミストを解いた
炎の鳥が過ぎた後に走ってきた人影があった、そうリュウなのであった
「ああ、リュウ君助かった・・よ」
そのまま、嵐は気を失ってしまった
「ご主人様、助かりましたわ」
マリサは、そこに腰を落とした
「ミミ達は?」
「あのモンスターの向こう側ですわ」
「3人も助けてくるから、ちょっとここで待っててくれな」
リュウは、そのまま走り出した
魔物に突っ込むと
「ウィンドサークル」
風の魔法で、スパイクラビットを刻み飛ばした
そのまま覇者の剣で、スパイクラビットの群れを蹂躙して回った
覇者の剣の反対の手には、デザートイーグルが構えられており、近くにいるスパイクラビットには、覇者の剣で切り倒し、少し離れている敵には、デザートイーグルで撃ち殺していた。
少し進むと、3人を発見することが出来た
全くの無傷ということはなかったが、前衛の2人がそろっていたため、何とか凌げてはいたみたいだ
「あ、ご主人様、早かったですだ」
ミミは、こちらに気が付いて声をかけてきた
「マリサと嵐は?」
2人を気にしていたのか、キャサリンがすぐに聞いてきた
「2人とも大丈夫だよ、何とか間にあってよかったよ」
「・・・・・・・」
ルーリルが無言で抱き着いてきた
「ルーリルもお疲れ様」
3人を助けて、スパイクラビットを倒し終えた俺は、マリサ達のところに戻った
そこには、大の字で倒れているチリンがいた
「はあ、はあ、ご主人様、はあ、はあ、早いで、はあ、はあ、ありんす」
そこには、レイやウィードもやはり息が切れ切れだった
「いや、すまない、マリサ達の気配がしたから、急いだんだ」
「はあ、はあ、それは、はあ、はあ、わかって、はあ、はあ、いるで、はあ、ありんす」
「とりあえず、5人には回復してもらってから、状況を聞こうかな」
俺は、5人から状況を聞いた
「そうだったのか、大変だったな。でも、仕掛けは、通るだけで発動したのか?」
「いえ、ほとんどが床にスイッチが設置しているタイプでしたわ」
「それじゃあ、なんで風の靴を使わなかったんだ?」
「い、いや、忘れていただけだよ」
「そ、そうですわ、嵐があれを使っていれば、トラップのスイッチを押すこともなかったのですわ」
明らかにマリサも忘れていたのだろう、嵐だけが忘れていた感を出しながら話してはいるものの、他の全員からじとっとした視線で見られていた
「まあ、とりあえず無事だったから良しとしよう。まあ、追い付いたからみんなで食事でもしてから先に進むことにしようか」
「「「「「「「「はい」」」」」」」」
俺達は、安全な場所を探して食事に入ることにしたのだが、この階はどの部屋にでもトラップが仕掛けてあり、安全な場所はなかったのだった
仕方なく地下5階に降りたところ、地下5階はすべて安全な部屋となっていたので、食事をしてからキャンプをすることにしたのだった




