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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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フンド郊外のダンジョン攻略 6

このところ2日に1回の更新になってしまっています

すいません、最初からストックがないもので

今回はマリサ達の視点になっています

「ご主人様が来るまでに、せめてこの階の地図は作ってしまいますわよ」

マリサが、みんなに告げていた


「マリサ君、張り切っているね」


「当然ですわ、ご主人様に褒めてもらいたいし、ごにょごにょ・・・・」

両手の人差し指で、指先をいじるように回していた


「何?最後がよくわかんないんだけど」


「いえ、何でもありませんわ、そんな、可愛がってもらいたいだなんて」


「よくわかったよ、あはははは」


「何でもないって言ってますわよね!」

マリサが、片手を上げて嵐を追いかけていた


「だからわかったって、あはははは」

嵐は笑いながら、逃げ回っていた


「いい加減2人とも遊ぶのはやめて先に進むだ」

ミミが、あきれた顔して2人に告げてきた


「「遊んでません(わ)」」

息は、ぴったりな2人なのであった


地下4階は、トラップが多く設置されていた

降りてきてすぐに大きな岩に追いかけられたことから始まり、突然飛び出してくる無数の槍、壁がどんどん迫ってきたり、矢が飛んでくることもあった、それ以外にも様々なトラップが設置されていた


「しかし、嵐あなた、ここまで見事にトラップを発動させて回って、もう少し気を付けてほしいですわ」

今回のトラップ、嵐がすべて発動させていた

まあ、それも仕方がないことなのかもしれないのではあるが・・・

そもそも、元悪魔の代理者である嵐は、非常に運が悪いのである。リュウのステータスで運が99999999なのに対して、普通のマリサなどは、1300くらいなのだが、現在の嵐は、12くらいになっているのである。

嵐が、この世界に来たばかりのときの運は、マイナスからすたーとしており、プラスに上がっているだけでも本人にとっては素晴らしいことなのだが・・・。ちなみにキャサリンは、5900くらいはある。


「ごめんよ、気を付けてはいるんだけどな、ここあぶないよな、っとおもってよけた先にトラップのスイッチがあるんだもん」

頭を掻きながらそう答えた


当然嵐が、悪いと言い切れないマリサ達は、苦笑いしながらその光景を見ることしかできなかった


「とりあえず進みますわよ」


「そうだね」

嵐が、1歩踏み出したとたんに

((ガコン))


「あ!」


「今度は、何が来るんですの?」


((ゴゴゴゴゴゴゴゴ))

天井部分が開いて、そこからモンスターが大量に降ってきた。振ってきたモンスターは、スパイクラビットだった。スパイクラビットは、その名の通りスパイクのような爪をしておりその爪で切り裂く攻撃をしてくるモンスターなのだ。それが、大量に降ってきているのである。


とっさによけたことにより、嵐とマリサ、ミミとルーリルとキャサリンに寸断されてしまった

ミミとルーリルが一緒にいるため、キャサリンが援護射撃して3人での連携はうまくいっているようだ

一方で嵐とマリサは、嵐に関しては近接攻撃はガントレットによるものなので、1対多数は、得意ではないのだ。マリサに関しては、魔法使いとしての装備になっていて、近接に関しては、苦手と言っていい戦闘スタイルとなっていた。

マリサに関しては、焦っているため魔法の発動が鈍く、嵐に関してはガントレットに仕込まれている雷を駆使しながら何とか戦闘を行っていた


「マリサ君、なにか魔法でパッとやつけられないかな?」


「こんな近くに、こんな状況で広域殲滅魔法なんて使えるわけないですわ」


「それじゃあ、時間を取れたら魔法を使えそう?」


「ええ、時間を取れればですわよ」


「わかったよ、それじゃあ僕のスキルを発動するからね」

「ダークミスト」

嵐のスキルにより、マリサもモンスターからの認識されなくなったが、嵐のいた場所に向かってスパイクラビットは、飛んできていたため、移動していない嵐は、ガードするしかなかった。というか、スキル使用中の嵐は一切の攻撃ができないのである


「大丈夫ですの?」


「大丈夫だから、落ち着いて魔法を頼むよ。ぐっ!」

連続して、攻撃を受けている嵐は、かなりのダメージを受けていた

その光景を見ているマリサは、落ち着いていれる状況ではなかった


「アイスバレット」

嵐の目の前にいるモンスターに単発系の魔法で、倒していたのである


「僕は大丈夫だから、なるべく多くのモンスターを倒してよ」


「大丈夫じゃないですわ、目の前で傷ついているのにそれを見ながら落ち着けっていうほうが無理ですわ」


「それでもやるんだ、このままじゃやられてしまうから」


「向こうは3人そろっていますわ、何とかなりますわ」

マリサもそんな楽観的に考えることは出来ないことなどわかってはいるのだが、嵐の状況を見ていて落ち着いて魔法が使えるなど精神力が高いわけでもなかった

それでも、何とか2人の周りにいるモンスターは何とか倒している状況であった



いつも読んでいただきありがとうございます

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