やっと町に到着
1時間ぐらい、思いつくがままに打ってみました。
明かりを目指して歩いてきたら
石の門が見えてきた。
石の壁に囲まれた町みたいだ
「おい、そこの止まれ」
門番みたいな人が声をかけてきた、かなりいかついスキンヘッドの男の人だ
「俺ですか?」
「そうだ、こんな時間に町の外からくるなんて、身分証は何か持っているか?」
「身分証?」
さすがにこの世界に来たばかりなのに、身分証なんか持っているわけないのだ。
「そうだ、身分証‼」
「いや、何も持っていませんが」
「俺は、・・・・」
はっきり言ってしまいそうだったが、ちょっと考えて答えた
「俺は、知り合いの馬車に乗せてもらって、町のギルドに冒険者登録したいと思ってきたんだが、野盗に襲われて、何とか逃げてこられたんだ」
言い終わって、門番の人の顔を見たら
「ううう、お前大変だったな、けがはしていないか?ほかの知り合いは?もしかして・・・、つらいだろうから言わなくていいぞ、ううう」
めっちゃ涙を流して、俺を見ていた
俺、そんな泣くこと言ったっけ?
「一応規則だから、この球に手をのせてくれ」
「犯罪を犯してないかだけ確認させてもらうよ」
「説明はいいですから、まずは顔を拭いてください」
焦った俺は、門番の人にそう告げた
門番の人は、タオルを取り出し、涙を吹いてから、鼻をかんでいた。
「おれは、ノートっていうんだ、俺も冒険者だ、門番の夜勤の依頼中だ」
「大変だったな、ギルドはこのまままっすぐ行って、右に曲がってから青い屋根の大きな建物だ!」
「カウンターでノートの紹介で来たって言えば、少しは早く受付してくれると思うぞ」
「ありがとうございます。俺リュウって言います。親切にありがとうございます。」
「ちなみに一つ聞いていいですか?」
「おう、なんでも聞いてくれ。俺にわかることだったら答えてやるぜ」
「いや、この町の名前を聞きたいだけなんですが」
「ああ、ここはクローゼって町だ、スネアーズって国の北西部に位置する町だ」
「ありがとうございます」
「この町は、入るのにお金は必要ないんですか?」
「襲われたんだろ、それくらい俺が肩代わりしてやるぞ!」
「いえ、お金はちゃんと持ってますから!」
「そうか、じゃあ銅貨2枚だ」
おれは、ポケット中からアイテムストレージ内の銅貨を2枚出した
「じゃあ、これでいいですか?」
「おう、歓迎するぜ」
「ギルドに行けば、仮眠できるだろうからそれも、カウンターで忘れずに言うんだぞ」
「はい、ありがとうございます」
ノートさんにお礼を告げて、ギルドへ向かった
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