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異世界神の座争奪代理戦争  作者: 優竜魁藍(ゆりゅかあ)
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フンド郊外のダンジョン攻略 4

すいません少し遅くなりました

浅いダンジョンを攻略終えて、ダンジョンの外に出てきた


「さあ、急いで深いダンジョンへ向かおう」


俺達は、深いダンジョンへ向けて走り出した


(深いダンジョン)

少し時は遡り、リュウたちがボス部屋の前に到達したころ


「これで地下2階の地図も完璧ですわ」


深いダンジョンにいるマリサ達はやっと3階層の地図のマッピングが終了していた


「マリサ君、いい調子だね」


「ええ、当然ですわ、ちょっと迷惑かけたかもしれませんが、わかくしが本気を出せばこのくらい問題なしですわ」


「リュウ様が、追い付いてくるまで焦らず確実に進みましょう」


「そうだね、キャサリン君、ルーリル君が前衛をきっちり守ってくれているから、僕たちがマリサ君を補助しながら頑張らないといけないね」


少し自信家のマリサは、なにをとは、思いつつも実際に迷惑かけたことはわかっているので、反論できずのいた。でも、ご主人様のためならばと、その気持ち一つで頑張っているのである


実際は、マリサ以外のメンバーもその気持ちは同じであり、マリサの気持ちはよく理解できているので、誰もマリサを攻める気持ちはないのだ


「・・・・・・来る」

ルーリルが、急に構えたため全員が戦闘態勢を取った


目の前に現れたのは、真っ赤なフォルムのウサギだった


「また、出てきましたわね」

すでに、地下2階のマッピングは終了しているので、この階に出てくるこのウサギは、何度も戦闘してきたのだ


数匹で必ず出てくるこのモンスターは、ルーリルが盾で受け止めて、ミミが牽制をして、マリサが魔法で攻撃を行い、嵐とキャサリンが確実にとどめを刺す戦い方をしていた


ただ、この戦い方はルーリルの負担が大きく、さすがのルーリルも疲労の色が隠せない状況になってきていた


「マリサ、少し休むだ、このままだとルーリルが怪我するだよ」


それを聞いたルーリルは、首を横に振った


「いいや、大丈夫じゃないだよ、無理してもいいことはないだ、休めるときに休まないといけないだ。もし、ご主人様がここにいれば、絶対に休むことを命令してくるはずだ、そう思うからこそ、ルーリルは休まねえとだめだ」


ルーリルはそれを聞いて、諦めたのか兜を外した


「それじゃあ、ちょっと早いけど、キャンプにしましょう。私が今日は料理しますので、マリサ達は楽にしててください」


キャサリンが料理をはじめ、みんなは腰を下ろした

ちなみに、1階の敵はブルーラビット、地下1階はブチラビット、地下2階がレッドラビットだ。ドロップは、ブルーラビットは塩、ブチラビットはバター、レッドラビットは鶏卵をドロップしている


そのあと、キャサリンの料理を食べたマリサ達は、早めに交代で睡眠をとることにした


翌朝、リュウたちがボス部屋に入っているころ、地下3階は短かったため、すぐに地下4階に降りてきていたのだが、地下4階に降りてすぐにトラップによって大きな岩に追いかけられていた


「マリサ君、なにか魔法で吹き飛ばせないかな?」


「やりたいとは思いますが、イメージできる状態じゃないですわ」


「マリサ、いい考えがあるだ」


「何ですの?」


「また、ルーリルに負担掛けることになるだが、風の鎚でルーリルを飛ばして、ダブルドリルスピアで、あの岩を破壊するだ」


「ほかには何かいい案はないんですの?」


誰もほかの案が浮かぶ状態ではなかった


ルーリルは

「・・・・・・いける」

サムズアップしていた


「それじゃあ、ルーリルいくだよ」


「・・・・・ん」


ルーリルがジャンプして、ミミが振った風の鎚を蹴る形で、岩に向かって飛んでいった、そのままダブルドリルスピアを前に出して、最高回転でドリルを回転させていた

そのスピアは、岩にぶつかると同時に、岩を粉砕した


「やっただよ、何とかうまくいっただ」

みんなが抱き合って喜んでいた


そのころ、リュウたちは深いダンジョンの入り口に到着したのであった




いつも読んでいただきありがとうございます

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