表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Open your eyes  作者: 中嶋太一
3/11

phantom 前編

最近エグセイドのマスクをよく見てるんだけど、

ほんとに惚れ惚れするよく出来たデザインだと思いました。ゴーグルとクラッシャーはヒゲのようにも見えるし、半開きの口のようにも見えて、よく考えられてると思います。


後マイティーブラザーズなんだけど、アイツを横から見た時、髪の毛で瞳が隠れてたんだけど、


まあわりと怖い顔してるなと思いました。


瞳の成分で柔らかくなっているけど、


瞳を隠すとなかなかメタリックで口が半開きな


キバエンペラーみたいな感じだから結構威圧的だと思いました。やっぱりプロのデザインだなと思います。






無駄話が多くてすいません、今回はボリューミー

なので一つの話を

前編 中編 後編で分けようと思います。

「いやァーー!! 本当に良かったね

私達助かってェ!! あ、私ね!! あーまぁー見ての通りこういう者でしてですね! え!? 以外だった!!? 以外だったでしょォー?(笑)

 ん?おいこら!!(笑)(怒)

 いやぁー、よーーーく言われのよねぇー! なんでかなぁー?やっぱりほら童顔だからかなー?(笑)

 これでもーーなんと

 

  ハ・タ・チ


 なんだけどさぁー(笑)!!

 

 イヤ! でも火山の上ってさぁ !

 

 火山ガスとかあるからさ!!!

 ま・じ・で etc....」

 

 

 すっごいパワフルなテンションで

 喋り倒している。

 

 

 ここは病院の病室。

 

 

 

 青年を助けた女性は

 20歳の警察官だった。

 

 身長は女性の中では大きめの

 160というところか、

 髪の毛はショートボブで、

 前髪は地味なヘアピンで止めてる。

 顔立ちは高校1年といわれても

 普通に信じられるぐらいな

 可愛いらしいかなりの童顔。

 

 

  服装は黒のパンツスーツ。

 

 

 

 

 「あ!! ゴォメェン! まだ名前

 教えて無かったよね!!

 

 私ね、

 

 

 

 

 

 炎鬼 正義(えんき せいぎ)!!

 

 っていうだ! 宜しく!!! 」

 

 

 

 

「…………………………………

 …………………………………

 …………………………………

 

 

  はッ?!」

 

 この日青年が初めて発した言葉

 が 「は?」 だった。

 

 

 

 

 (なんだよ...、 エンキセイギって

 

まず人の名前として語感が最悪過ぎて

 

  両親のセンスを疑うし、

 

 娘に正義((せいぎ))なんて名前つける

 

  両親の良識を疑うし

 

 何よりそれを堂々と大きな声でフルネームで 叫べる

 

 

  この人の羞恥心の無さが凄い......)

 

 

 この青年、 年は13

 身長は 、 154cm

 

声はまだ声変わりしていない

 可愛いらしい声だ。

 顔立ちは整っており、短髪で無ければ女の子と間違われそうな容姿をしている。

 

 

 服は適当に彼女が買ってくれた

 Tシャツと膝が見えない程度の丈の

 半ズボンを履いている。

 

 

 「僕? 名前は?」 

 

 

「あ、はい。

 

  霧島 飛鳥(きりしま あすか)

 

 と言います。」

 

 

 「飛鳥君ね。 了解!!

 

 じゃあ今日はね、いくつか質問させて貰っても..... 」

 

 

 (まっ まずい!!)

 

 「あ、...いや、いいや!」

 

 飛鳥はこの人の自由さに呆気に取られていた、だがすぐに、自分が凄く焦った事を察して止めてくれたのだと分かった。

 

 

 

 鏡に映った自分の困り顔を見て、

 

 

 

 (顔に出過ぎなんだよ......、 僕。) 

 

 「まあ、今日はここまでかなー。」

 

 

 正義は背伸びをした。

 

 

 飛鳥は一瞬ドキッとした。

 

 

 彼も年頃の青年だ。

 

 

 

 彼女は出るとこは結構でていた。

 

 背を伸ばしている時の

 猫のような可愛いらしい仕草や、

 

 

 大きく膨らんだ胸のライン、

 

 

 そして、シャツのボタンを2つ外しているので分かる。

 

 

 キャミソールを着ていない。

 

 

 シャツの下は、ピンクのブラだ。

 

 

 一瞬ひもが見えた

 

 

 そして綺麗にでてる鎖骨のラインに

 目を奪われた。

 

 

 

 

 しかし、すぐに我に返り、

 

 「はい、」 と言って平静を装った。

 

 「じゃあまた明日! バイバーイ」

 

 

 正義はドアを閉じる最後まで飛鳥に

 手を振って病室を出た。

 

 一応何かあった時の為に、飛鳥にキッズケータイを渡してくれた。

 

 また少し懐かしい、

 パカパカフォンだ。

 

(今考えると年上だけど少しウザイ

 けど愛嬌があって可愛いらしい人

 だな。

 

 

  でも、

 

 

 

 もう会うことは無い。)

 

 

 看護師が入ってくる。

 「霧島君。診察の時間...、」

 

 

 

 

 飛鳥はどこから出たのか、

 

 

 この病室には既に居なかった。

 

 






 ……………………………………………

 

 









 どこを歩いているのか分からない

 

 取り敢えず都会の街中だ。

 

 飛鳥はキッズケータイを片手に

 ダラダラと街を歩いた。

 

 (GPSとかついてそうだし、

 捨てた方がいいよな、これ。

 

 

 でも、)

 

 正義の顔が浮かぶ、嫌味の無い

 あの笑顔が忘れられない。 一瞬全てあの人に話して楽になりたいと思った。

 

 (だめだ、僕のこと全部話せば

 あの人だって、)

 

 

 

 

 

 

 「あれ!!?飛鳥君!!?」

 

 

 

 「......え?」

 

 

 病院を出てわずか15分程度、

 

 立ち食いそば屋で昼飯を決めている

 正義に出くわす。

 

 

 

 

 

(……、

 

 

 

 

 

 なんで!!?、なんで速攻で出くわすんだよ!! 僕のシリアス返せ!!)

 

 

 「ちょちょちょっとちょっと!!

 

 なんで病院に居ないのよ!!

 

 まだ退院しちゃダメって

 先生が言ってたよ!!

 

 

 

 ムゥゥ...、よし速く病院戻るよ!

 ちょっと待っててね、速攻で食べ切r

 」

 

 

 (ここは先手必勝だ!!)

 

 

 

  ダッッ!!

 

 先手必勝、飛鳥は全速力

 で逃げ出した。

 

 

 

 「アァァァー!!! ちょっと

 こらァァあーーー!!

 ま てぇぇ!!」

 

 

 

 正義はそばをおいて、飛鳥を

 追いか けた。

 

 

 「あーーーーーーー!!!!

 

 

 お客様ーーーーーー!!!!

 

 

 お会計ーーーーーー!!!!」

 

 

 

 警察官まさかの食い逃げであった。

 

 

 

 そして、 普通に見失った。

 

 

 「ちっっくしょぉーー、

 

 どこいったのぉ?」 

 

 その時、飛鳥は少し汚い

 裏路地にいた。

 

 

 

 (あぶかった、さてそろそろ

 さすがにケータイ、

 捨てといた方がいいよな)

 

 

 ケータイをゴミ箱に入れようとした

 

 その時、

 

 

 覚えのある匂いがした。

 

 その匂いを嗅いだのは随分前のだっ

 たが、よく覚えていた。

 

 

 飛鳥は、おびえながらその匂いのする方向に足を動かした。

 

 (頼む、勘違いであってくて)

 

 

 そう願いながら徐々に匂いのする場所に近づいていく。

 

 

 

 

 

 

 最悪の景色が広がっていた、

 

 

 男女全く統一性がなく

 無差別に人が殺されている。

 

 

 飛鳥にとってもう2度と

 見たくない景色だったはずだった。

 

 (これで...、3回目か) 

 

 

 

 

 

 

 「タッッッたすけテェぇぇぇぇぇぇ

 てぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

 


 (!!!!)

 

 

 叫びが聴こえた、

 

 

 (まだ、誰か生きてる!!

 

  助けられる!!!)

 

 

 飛鳥は急いで叫び声の方向に向かう

 

 

 

 

 中年の男性だ。

 

 涙を浮かべ、この惨劇の主に許しを

 乞う。

 

 それは、

 細い足にはにつかわない、

 

 ブヨブヨに垂れ下がった上半身に

 

 右腕の肘から先が、まるで虫のようになん本ものトゲが生え、

 

 下顎から上は肉が垂れ下がり、

 

 目も鼻も髪の毛もない、

 

 真っ黒な人型の怪物であった。

 

 

 飛鳥は、無意識に自分の

 足元の死体を見た。

 

 (下顎から上が、 ない。)

 

 

 全ての亡骸がそうだった、

 

 下顎から上は、真っ直ぐ綺麗に

 切り落とした用に無くなっていた。






どうやら未来の日本は、


悪魔に取り憑かれているらしい。

 




えっちゃん(エンキセイギ) (笑)さんは、

実は急きょ考えたキャラで、設定資料集も作っていなければ名前も考えてなかったキャラだったんですけど喋れば喋るほどキャラが立っているのが分かって、愛着がわいてしまいました。色んな意見が、

あるとは思うんですけど、個人的には好きなキャラです。せっかくキャラが立ったのでキャラ崩壊がおきないように今急いでえっちゃんの設定資料作ってます。


話の終わりを少し雑な切り方をしてしまったと反省しているのですが、区切り的にはここかなと思ってやりました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ