学園生活してみる?
ララに呼ばれて、来たのは、高橋風夏だった。
「えっ?」
ふうかも、驚いていた。まぁ、驚かない方がおかしい。ふうかは、突然泣いた。
「ふうかぁぁぁ」
「はるなぁぁぁ」
出会えてうれしそうに二人とも泣いていた!
「なんでここにいるんだ?」
「えっとね、簡単に言えば、私が倒れていたときに、この双子のメイドさんたちに助けてもらって、ここにきて、働いているんだよ」
「まじかー。たすけてもらってよかったな!」
「まぁね」
俺たちが、話していると、ララがきて。
「エミリア様。明日は、学校なので、早くおやすみになられてください。」
「はいはい。りゅうせいたちも学校に行ったら?」
「えっ?まぁいいんだけどな。てか、学校なんてあるんだな」
「私もいくんだよー」
ふうかがそういった。
「そうね、私たちもいきましょうよ」
「だなっ!」
「今日は、もう遅いから、寝ましょうか」
そういいながら、俺たちの一日は幕を閉じた。朝になった。
「そんじゃいきましょうか。」
「そーだな。学校はどこなん?」
「そこだよ。見えるはずだよ」
「意外と近いんだな。」
意外というか、近すぎる。徒歩2分ってまじかよ。
「双子のメイドさんたちもいくんだな」
「当然よ。なに、りゅうせいさんバカにしてんの?」
「気になったけど、俺だけ態度ちがくね?」
「はぁ!気にしたら負けよ」
「へいへい」
「皆同じクラスだね」
今日から、春休みがあけ、新学期らしい。俺たちが同じクラスになったのは、人数が少なく一クラスしかないからだ。
「はーい!皆席に座ってー」
そこにきたのは、先生だ。
「見たことない人が、4人いるねー。とりま自己紹介してくれー」
「なんだ、この先生ゆるすぎんだろ」
俺は、心の中でそう思っていた。
「柏崎龍聖だ!よろしくなー」
「橘春奈ですよろしくお願いします。」
「高橋風夏でーす。まぁよろしく」
「ルーナよ。よろしく。」
これが、今日から俺のクラスか!当然知らない人だらけだけど、まぁ大丈夫だろ。と思っていたとき、先生が。
「えーと。1カ月後に、魔法武道界がありまーす。一応説明するぞー。この大会はトーナメントで、負けたら敗退な?戦い方は、魔法か、武術で武器つかったら失格。舞台から落ちたら負けな」
「なにこの展開。話が急すぎるよ」
「まぁがんばれよー」
「適当すぎるな」
りゅうせいたちの学園生活の幕が開けようとしていた。