エミリアの家へ!
「エミリアの家ってどんなとこなんだ?」
「私の家は、かなり大きくって、広ーくて、周りは草原みたいなとこだよー」
「それだけ、きいても全くわからないな。楽しみだな」
「そう?それならいいんだけどねー!」
「私もたのしみだよー」
「はるなもそう思うよな!」
「まぁねー。だけど、りゅうせい目的ちゃんとわかってる?」
「わかってるさ。でも、今は、異世界を楽しもうぜ?」
そう。俺たちには魔王を倒すという目的がある。
「5人あつまらなきゃいけないのに、まだ2人か。以外に長くなりそうだなこの物語」
「りゅうせい。まだじゃなくて、もうだよ。」
「えっ?」
「異世界にきてから、まだ1日でしょ?だから、もう2人になったってことだよ。早く出会えたのは私もよかったよ。」
「そーだな」
しばらく、話していると、とても大きい家。いや、お城が見えた。
「ついたよー」
「えっ?ここが?エミリアが言ってたのを想像してたのより大きいな。」
「おっきいねー」
「エミリアの家ってすごいな!」
「すごいですね」
俺たち4人はとても驚いた。
「じゃーいこっか!」
「あぁ」
「ただいまー」
エミリアは、そういって、はいっていった。
「お帰りなさいませ。エミリア様。」
なんと、そこにいたのは二人のメイドさんだった。てか、似すぎだろ。
「ただいま。ララ、リリ」
「エミリア様。そちらにいる方々は?」
「こちらは、アシーヌで出会った。りゅうせい、はるな、グレイン、ルーナ」
「ご紹介させてもらいましたーりゅうせいってもんです。えっとーまぁよろしくな!」
「私が、はるなです。よろしく」
「俺が、グレインだ。よろしくっす」
「私が、ルーナよ。よろしく」
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「てか、あんたら似すぎだろ。言葉も一緒だし、もしかしなくても、双子か?」
「はい、そーです。」
「はい、そーだけど?」
「なんで、疑問形!?」
「まぁ、とにかく、ねぇ、あなたもきて、自己紹介しなさい。」
「あ、はい!」
「えっ?」
「えっ?」
俺とはるなは、声を合わせ驚いた。
それも、そのはずだ。知っている人なんだからな。