以外な展開2
その場の空気が冷たくなる。これは、厳しい。
「えっ?りゅうせい、武器もってないの?」
「うん...まぁ、な?」
「おいおい、魔王幹部に武器なしで挑むとか、なめてんのか?おめぇ!」
「魔法もつかえないのか?少年。」
「なんもつかえねーです。」
「まったく。おもしれー奴だな!気に入った。少年、これを使え!」
といわれ、渡されたのは、木刀だった。
「なぁ?グレイン。欲は言わないが、木刀じゃすぐ折れないか?」
「まぁせいぜいがんばれよw」
「笑い事じゃねーよ。」
「りゅうせい、がんばってね!」
「お話はすんだか?さぁ、バトルをしよう!」
「どりゃーこれでも、くらえぇぇぇ!」
「ふっあまいな!これでも攻撃か?」
「えっ?」
ほんの一瞬でグレインは蹴られ、壁まで吹っ飛んでいた。
「ぐはぁぁ!」
「つよすぎんだろぉ。無理ゲーにも程があるよ!」
「まだ、諦めるのは、はやいよりゅうせい。」
「え、エミリア。」
「いってなかったけど、私は、魔法を使える。倒せはしないけど、けっこういけると思う」
「そーだな!諦めるのはまだはやいよな!そんじゃいくか」
「うん」
「どぅりゃぁぁー!」
「ぐはぁ!えっ?まさか、おい、少年、剣は、つかったことあるか?」
「いや、ないにきまってんだろ!」
「ナンダト、一撃で、俺が。」
「これからだっていったろ?頼んだエミリア!」
「はぁ!アイスのつぶて!」
「うぇ、コンビネーションが、すごすぎる」
「技名がダサいのは気にしないことにしよっ」
「俺もほんきをだすとするかぁぁぁぁぁぁぁ」
「なに?戦闘力がめっちゃあがってる!」
「本当に、やばいぞこの状況」
「そこまでだ!」
「誰?」
聞いたことのない声がきこえた。この声の主は、敵なのか?それとも味方なのか?