ワールド1の3
何がどうなったんか、ようわからんけど
とりあえず死んだ訳ではなさそう…
ん〜〜、今日っていつやろ?
カレンダーは‥!?
1989年!!
ということは…俺って、いや私は二十歳。
ふ〜ん……
で、私って誰??
名前は千秋みたいやけど。
親父とお袋は、俺の両親と一緒やし…
う〜〜ん、まあええかぁ!
明日にしよ。
おやすみぃ。
おわっと!!
目覚ましがぁ〜〜!
携帯、携帯‥あれ?どこいった?
おぉ!目覚まし時計や。
それもなんか、ぱたぱためくれるやつ。
懐かしぃ〜。
こんなんあったよなぁ。
ん??
そや!なんか俺、二十歳の女の子になってしもたんや!
おはよう千秋。
早く起きなさい!
今日、朝から授業でしょ。
お袋の声やし‥
やっぱり、夢やなさそうやなぁ。
おはよう〜。
まあ、またジャージのままで寝たの。
うん。
まあ、いいわ。
早く食べなさい。
遅れるわよ。
はぁ〜い。
そうだ、私の携帯知らない?
携帯って?
えっ!携帯電話よ。
電話?なにそれ?
え〜と‥まだなかったっけ?
いや、いい。
朝から、なに訳わかんない事言ってるの
さてと、出かけなきゃ。
ん??
何処へ?学校?何処の??
え〜と、学生証は財布の中に‥
K学院大、あら、大学は一緒や!
ラッキー!!
着替えなあかんねんな。
え〜と、まずは下着やな♪
おわっ!すげぇ!
女物や!!
当たり前か……
ど、ど、ど、どれにしよ♪
ピンクにしよかなぁ〜〜♪
あれ、千秋。
お化粧せずに学校行くつもりなの?
へっ?あ、あぁ〜!
今からぁ。
ってか、化粧??
どうすんの?
おっ、おっ!?
なんか、手が勝手に…
おぉ〜〜メイクマジック!
ええ女やぁ〜〜
惚れそう。
行ってきま〜〜す。