ワールド 3の1
えっ!?
ここどこ?ホテルじゃないみたい……
千明おっそぉ〜いぃ♪
千明ちゃ〜ん、はやくぅ!
だ、だれ!?
ってか、こいつら何者?
見た目は女だけど、こ、声は…………
千明ちゃん、早くいらっしゃい。
先生お待ちかねよ。
この人って‥
確か、京香さん??
先生って、誰?
ちょっと、そんな手を引っ張らなくても……
おお、千明!
なにをしておったんじゃ。
遅かったじゃないか。
鬼塚‥‥先生………??
早くここに座れ。
千明ちゃん、先生に遅くなったお詫びは!
あっ、ご、ごめんなさい。
(うわっ!なにこの声!?
私の声だよね……)
かまわん、かまわん。
千明の顔さえ見れれば、わしはかまわんよ。
(ちょっと、このじじい!どこに、手を置くんだよ。)
なんじゃ、まだ取っておらんのか。
金ならいくらでも出してやるから、早く最高の医者でな♪
と、取るって………?
何を言っておるんじゃ。
これに、決まっておるだろうが!
(な、な、何を!!??
ってか、どこ握るんだよ!)
千明ちゃんは、幸せね。
あたしなんか、自費でトンネル工場したのに。
うわぁ〜っ♪♪
京香ママ、トンネルだってぇ♪
静香ちゃんだって、そうじゃない。
あたしは、まだ途中だもんね。
静香!?
そう言えば…どことなく面影が‥‥
(あれ!?あらら!?
なんだか、股間に懐かしい感触があると思ったら‥あるじゃん♪♪)
いらっしゃいませぇ♪♪
先生、榎田様が。
おう!!来たか。
聖也くん、こっちじゃ。
先生、すいません遅くなりまして。
京香ママ、紹介しておこう。
榎田聖也くんじゃ。
知っておろう、あの榎田財閥の跡取り息子じゃ。
あらぁ〜ん♪♪
よろしくぅ、京香ですぅ。
は、はぁ…よ、よろしく…
ハッ、ハッ♪
聖也くんは、こういう店は初めてなんじゃよ。
ママも静香も、襲うんじゃないぞ。
あたし、襲っちゃおぅ♪
静香です♪よろしくぅ。
あっ、ああ……
おわっ!!??
静香ちゃん!いきなりそんなとこ握らないの。
あらぁ、赤くなって。
かわいぃ〜〜聖也くん♪
聖也くん、これが千明じゃ。
そうなの、先生のお気に入り♪
こりゃ、ママ。
わしは、そんな‥
あら、先生!
照れちゃって、先生もかわいぃ〜〜♪
なにが、どうなったのかよくわからないけど…
また、タイムスリップしたらしいな。
でも、オカマ?ニューハーフってやつか…
これは、かなりハードな展開なんじゃぁ………
これなら、まだ女の千明ちゃんの方が良かったかも………