太陽
君のことを思い、ふと見上げた空には
青い空を覆い隠すような白い雲の群れ
まるで自分の心みたい
その中で見つけた青い空
そこには小さな飛行機雲が、一筋の雲を残していく
綺麗に出来た飛行機雲は時間が経つたびその形を崩してゆく
そして唯一の空を隠した
この手のひらを空に向け
覆い隠す雲を払おうとしても君は顔を見せてはくれない
君の光は世界に光を与え、照らしているのに
君は顔を隠したまま
次第に空は黒く染まり
沢山の雫をこぼしていく
君の顔が見たいのに僕は無力
君を隠す暗闇さえ払うことができない
僕にはなにが出来るのかな
僕は試行錯誤しながら遮二無二走り続けた
行き先は君のいる場所へ
走って、走って
ずぶ濡れになろうとも
息が切れようとも
僕は君に会うため走り続けた
どれだけ走っただろうか
時間も距離も分からない
何回転んだだろう
体には沢山の擦り傷が
でも、それでも走り続ける
君に会いたいから・・・
君に近づくほどに
雲は晴れ
青空が見えてくる
君に届くまであと少し
君に会ったら何を話そう
色々あるけど最初に伝える言葉は決まっていた
辿り着いた君の目の前
僕は切らした息を整えて
傷の痛みさえ忘れ
君に手を伸ばし
僕は心に留めた言葉を伝える
今、空には悲しみは消え
太陽が僕らを照らしていた
ど~も、作詞2回目、Annaです!
この詩はもともと空を見ていたら、“青い空を覆い隠すような雲の群れ”ってフレーズが浮かんできて、おぉなんかえぇな!って思って飛行機雲を題名にしようと書いていたら、いつの間にか太陽のほうが良くねって思い、太陽をテーマに書きました。
すいません、長々と語ってしまってm(_ _)m
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございます!