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愛車

作者: 晴多だいき

 私はバイクが好きだ。


 走るのが好きだ。原動機の駆動が私の骨を震わせ。路面の凹凸がシートを伝って私の腰を突き上げる。離されないようにへばりつく度に機体と一体化する感覚に陥る。自分の体のように。


 フレームは私の骨でサスペンションは膝。スロットルは私の衝動でタイヤは路面を蹴り上げる私の足。


 風を切るように走る。山を走れば土の香り。海を走れば潮の香り。色んなものを乗せて運んできて滲んだ汗を乾かして持っていく。向かい風だろうが追い風だろうが全てが心地よい。


 走る。私は走る。すべてを忘れて走り続ける。


 バイクが好きだから。

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