魔王、過去を思い出す2 女神、戦う
「そういうことなんで、適当に強いスキル渡すんでいってらっしゃい!」
「ふぁ!?」
思わず間抜けな声が出たと同時に謎の光に包まれた。
…目を開けると、荒廃した森?が広がっていた。
………じゃなくて!!どこ!?ここ!?
なんで俺普通にナレーションしてるわけ?!
「ッ……!!」
驚きと混乱で声も出ない
死んでから体感15秒で知らない所に飛ばされた…一つわかるのはアレは、アレが堕女神ということが分かった。
取り合えず…おちつk
「ゲギャッギャギャ!」
「ギエああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「「ギャアアアアアアアアア!!!!」」」
「なんなんだよもオオオオオオオオ!!!!!!!!「落ち着け」の文字変換をしている最中でしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
……あれ?
目の前に明らか地球外生命体のゴブリンみたいなのが3体
こっちは裸装備(一応布の感触あり)
…あれ???????
これ、ヤバい?
すると、ゴブリン?が「ゲギャッギャギャ!」と言いながら襲ってきた…じゃなくて逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ゲギャッギャギャ!」
ヤバい!追いつかr…
するとなんということか、引きこもっていたせいで体力や運動神経がカス以下になっていたため、盛大に石につまずいた。
もう、ナレーション出来る余裕がある。
ああ、あとコンマ2秒後に顔面から地面とキスをしそうだ。
初キスは、美人な人としたかった…
コチン!
…あれ?痛く…ない?
驚いているとゴブリンが太っい木の棒的なやつを振り下ろしてきた!
慌ててガード的な姿勢をとると…痛くない?
いや、感覚はある…ただなんか、ぶつかった…感じ?
取り合えず逃げよう!早く!
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逃げ切った後、改めて自分の姿を見ると顔とかはわかんないけど
肌は死ぬ前と一緒だけど爪が赤黒い感じで角が生えてるって感じだ。
多分、魔族に転生したのかな…スライムが良かったな…
改めて状況を整理すると
・死んだ
・堕女神に会った
・第二の人生?終了RTA記録を更新するところだった
・魔族になっていた
と、言う感じである。
うん、最悪
さて、第二の人生つったってなにをしよう…
とりあえずは、寝床とか食料とか集めるか…
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そんな感じで魔法とか仲間を集めて魔王になった。
ある日、転生者が魔王城を奇襲して来て、ヤバいと思って、スタインに弱体化の結界を張って、常時、幹部をスタインに常駐させて転生者を攻略していたら…
・結界崩壊
・幹部、多分勝てない
↓
魔王軍終了のお知らせ。
↓
ゲームオーバー!!
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
死んだ…死んだぁー…
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ダンジョン:グロース・シュラム前
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「で、まずはここのダンジョンのボスの大蛇を倒せばいいのかぁ、でも…」
私は、依頼書を見た。
クエストの達成条件は‘‘大蛇の頭を提示すること‘‘
「…はぁ…グロテスクは得意じゃないんだよなぁ」
まぁ、駄々こねてもこの世界を冒険できるわけじゃないし、スキルの練習がてら行きますか。
私は、ダンジョンに入った
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ダンジョン:グロース・シュラム1階層
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グロース・シュラムは10階層で構成されるダンジョンで、例のごとく最下層にボスがいる。
難易度はB級
玄人が攻略するダンジョンのレベルらしい。
ダンジョン内は意外に過ごしやすい…お!なんか、ゴブリンの上位主的なのが出てきた!
さすが、玄人向けのダンジョン、ちょっと強そうな敵が出てくるのか…それにしても、考え深い私が創った生物のきばんがk…
「ゲギャッギャギャ!」
すると過去に浸っている最高の女神さまにゴブリンが殴りかかってきた。
「はぁ、まぁそんなやさしくないわよね…さぁ!燃やし尽くしますか!」
私は燃える大剣を抜いた