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神様の大誤算 2
翌朝、身支度をしている神様の姿がありました。
「それじゃあ、ちょっくら救ってきちゃいますか……世界とやらを」
どうやら戦地に赴くようです。
「見てなさいよ。わたしのゴッドパワーで戦争の一つや二つ軽く無くしてきてあげるんだから」
数日後――。
神様が帰ってきました。
全身ズタボロ、頬はやつれ、虚ろな目をしています。
「戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌戦争嫌……」
いくら神様だろうと、甘く考えていた罰が当たったのでしょう。
しばらく放っておく他ありません。




