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神様はとっても負けず嫌い  作者: そえじろう
純白怪盗ハッピーウエディング
125/198

初めての友達 2

 彼女の名前は三上みかみ美佳みか


 周囲からはミカミカと呼ばれていて、誰にでも気さくに接する人気者です。


 まるで紬とは真逆ですね。


 さて、そんな彼女には小学校低学年の弟がいて、先週誕生日を迎えたそうです。


 その際、彼は両親から新品の自転車を買って貰ったのですが、先日何者かに盗まれてしまったそうなのです。


 酷く落ち込む弟の姿にどうしていいか分からず、美佳も気が沈んでしまっているのです。




 下校中、紬は考え事をしながら歩いていました。


「三上さんがあんな暗い顔しているの初めて見た」


 何とかしてあげたい。そんな事を思った時、ふと神社の鳥居が目に入りました。


 そして頭の中で蘇ります。


 自分が純白ドレスに身を包んで、怪盗になったあの記憶が……。


「いやいやいや、あれは夢だったはず。何考えてるの私」


 と、自身に言い聞かせます。


 それでも、どうしても困っているクラスメイトの為に何かしてあげたくて、紬の足は自然と境内の中へと進んでいくのでした。

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